鈴鹿市議会議員 中西だいすけの活動日誌

鈴鹿市議会議員として年齢も含め5期目のベテランになりました。日々の活動や感じたこと、議会での動きなどをつづります。

県議選を前に

2023年03月27日 12時43分46秒 | Weblog

三重県議会議員選挙がこの週末に告示、4月9日が投票日となります。街頭や個人報告会、事務所開きや決起大会など、市内のいろいろなところで、候補となる皆さんが動かれています。

そんな中、話をお聞きする機会もあるのですが、ふと感じたことがあります。

たしかに鈴鹿市が選挙区であれば、県が関わるインフラ整備や各種制度などで、鈴鹿にとって良いように動いて頂きたいという思いは自分にもありますし、各候補にはそのことを期待します。また、近隣市との政策課題について、広域的な連携が出てくる場面でも、県の中での調整を期待もします。

同時に、補完性の原則に則って、権限と財源を県から市に移譲することに力を入れて頂きたいとも思います。一例ですが、県道にかかる交差点の横断歩道の課題について、市警察も課題を認識して改善方向の考えだったのですが、県予算がないということで改良が進んでいないところがあります。このようなとき、財源と権限が市に移譲されていれば、鈴鹿に住む人たちで優先順位を考え取り組むことができるようになります。このようなことに取り組んで頂きたいところです。

そしてこれが一番感じることなのですが、鈴鹿市に住んでいるから鈴鹿市民という視点だけで考えてもらうのではなく、これまで鈴鹿市が大きくなってくる過程で、県内のいろいろなところから移り住んで鈴鹿に根を下ろしている人も多いことに思いを馳せて頂きたいなと。

自分もかれこれ20年近く前の話になってしまいますが、前職の中で家の取材をさせて頂いたとき、津の方だったのですが、そちらにお住まいの方は尾鷲から移り住まわれたという話で、話をお聞きしていくと、自分の祖父母が営んでいたお店のことをよくご存じで、そのことで話が盛り上がったことがあります。自分もルーツはそこにあり尾鷲に愛着を感じています。

南紀につながりのある人は多く鈴鹿に住まわれていると思いますし、その方々は出身地域になんらかの愛着を持っていると考えると、南紀のいろいろな資源を鈴鹿とつなげていく施策を聞くと、大きくはなくても心に響くものがあるのではないでしょうか。観光だけでなく水産や林業など、多くの資源が南紀にあると思います。それらを鈴鹿とつないで、鈴鹿にも南紀地方にもプラスになるようなことに取り組んで頂きたいなと思います。

鈴鹿のことだけでなく、三重県内でどのように地域間連携を進め、魅力ある三重県として全体を考えるのか、各地域をどのように持続可能なものにしていくのか、各候補にそういう視点を持って頂きたいなと、県議選を前に考えるのです。


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