そういえば、先だっての子安観音さんでのお迎え法会の際、伝統産業会館で六谷泰英さんが伊勢型紙で彫られた弘法大師様の姿と般若心経を美濃和紙に転写する行事があり実際にやってみました。
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これほど大きなものではなくしおり程度の大きさで、しかもデザインももっと容易なもので伊勢型紙を彫ることはあるのですが、その型紙を使って転写する作業はなかなか経験することがなく、自分でも新しい経験でした。
もちろん、作業は単なる転写だけではなく、きちんとお経を読むことなども入っており、作業自体がありがたいものでした。
19日から21日までの日程で鈴鹿市伝統産業会館を中心の会場として、伊勢型紙をテーマにしたi-clubが開かれていたのですが、白子高校から4人、いなべ総合学園高校から2人の生徒さんが参加し、伊勢型紙をテーマにしたイノベーション教育に取り組む事業にも微力ながら協力させて頂いていました。
■i-club(ホームページ)
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この写真は、一日目の作業の様子。型紙について「気づく」取り組みの様子です。参加していた高校生の学生さんたちは、このような作業と合宿形式の経験をする中で、日に日に変わっていく様子が見て取れました。
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このように自分たちの班ごとの活動を共有発表しながら、
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最後は自分たちのアイディアをまとめ、一般の傍聴者もいる中で発表するという作業に。彼らのアイディアは型紙を活かしたカレンダーだったのですが、会場からの質問にもきちんと答えられるくらいに自分たちで取り組んでいたことがよくわかりました。
今年の夏はこのように、伊勢型紙についていろいろと取り組むことが多かったのですが、その過程の中で、自分自身もあらためて多くのことを学びましたし、気づきも得られました。
というところで冒頭の作業に戻るのですが、これからの鈴鹿市における型紙の取りくみを考えるとき、やはり、道具として伊勢型紙を使うことを意識した取組を取り入れることが大切だと思います。そのためには染めの部分などについても、市内で取り組むことを広げるなどもあるかもしれません。
鈴鹿に暮らす私たちは、あまりにも近い存在だからこそ“ 伊勢型紙はこういうものだ ”という固定観念を持ってしまっているかもしれません。技術を生かした工芸品としての伊勢型紙のイメージが強い部分がありますが、私たち自身も、染型という道具としての伊勢型紙のあり方にも目を向け考えることが、今だからこそ大切だと思います。
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これほど大きなものではなくしおり程度の大きさで、しかもデザインももっと容易なもので伊勢型紙を彫ることはあるのですが、その型紙を使って転写する作業はなかなか経験することがなく、自分でも新しい経験でした。
もちろん、作業は単なる転写だけではなく、きちんとお経を読むことなども入っており、作業自体がありがたいものでした。
19日から21日までの日程で鈴鹿市伝統産業会館を中心の会場として、伊勢型紙をテーマにしたi-clubが開かれていたのですが、白子高校から4人、いなべ総合学園高校から2人の生徒さんが参加し、伊勢型紙をテーマにしたイノベーション教育に取り組む事業にも微力ながら協力させて頂いていました。
■i-club(ホームページ)
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この写真は、一日目の作業の様子。型紙について「気づく」取り組みの様子です。参加していた高校生の学生さんたちは、このような作業と合宿形式の経験をする中で、日に日に変わっていく様子が見て取れました。
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このように自分たちの班ごとの活動を共有発表しながら、
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最後は自分たちのアイディアをまとめ、一般の傍聴者もいる中で発表するという作業に。彼らのアイディアは型紙を活かしたカレンダーだったのですが、会場からの質問にもきちんと答えられるくらいに自分たちで取り組んでいたことがよくわかりました。
今年の夏はこのように、伊勢型紙についていろいろと取り組むことが多かったのですが、その過程の中で、自分自身もあらためて多くのことを学びましたし、気づきも得られました。
というところで冒頭の作業に戻るのですが、これからの鈴鹿市における型紙の取りくみを考えるとき、やはり、道具として伊勢型紙を使うことを意識した取組を取り入れることが大切だと思います。そのためには染めの部分などについても、市内で取り組むことを広げるなどもあるかもしれません。
鈴鹿に暮らす私たちは、あまりにも近い存在だからこそ“ 伊勢型紙はこういうものだ ”という固定観念を持ってしまっているかもしれません。技術を生かした工芸品としての伊勢型紙のイメージが強い部分がありますが、私たち自身も、染型という道具としての伊勢型紙のあり方にも目を向け考えることが、今だからこそ大切だと思います。
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