鈴鹿市議会議員 中西だいすけの活動日誌

鈴鹿市議会議員として年齢も含め5期目のベテランになりました。日々の活動や感じたこと、議会での動きなどをつづります。

耐久レース

2013年10月31日 11時51分26秒 | Weblog
解説者や審判のいない耐久レースは観客にとって非常にわかりにくいと思います。
観客にとって見える(見る)のはスタートとゴールだけならなおさらで、
ましてレースそのものにあまり関心がなければ、
マシンの違いや1周のラップタイムの違いなどは関心の外になってしまい、
ゴールの瞬間にすべてのマシンが揃っていたら、
周回遅れのマシンもトップを走るマシンも、
観客には同じに見えてしまうでしょう。
同じに見えるということは、
観客にとってゴールについての関心は薄らいでしまうでしょうし、
ましてピットインのときは関心外になるでしょう。
であればスタートのお祭り騒ぎのほうに関心が傾きがちになるかもしれません。
つまり、解説者がいないと
レース自体を楽しむことも客観的にレースの状況を見たりすることも、
ましてどのマシンが先頭を走っているのかもわからないでしょう。
解説者の存在は大きいと思います。
また、スポーツマンシップの意識が薄い耐久レースでは、
レース過程にどれだけエネルギーを注ぐかということよりも、
スタートとゴールの瞬間にどれだけ観客にアピールするかということや、
場合によってはショートカットをすることなどに、
マシンの意識が大きく傾いてしまうのではないでしょうか。
マラソンなどでもゴールの瞬間だけ飛び出る人がいることは一例でしょう。
高い次元でしっかりと走ることのできるマシンがあってこそ、
耐久レースも盛り上がるはずですし、
レースのレベルもマシンのレベルも上がるはずです。
そのほうが観客もより一層楽しめると思いますし、
観客も解説者も審判もマシンにとってもプラスになるはずです。
政治の世界も同じかもしれませんね。
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