ここは喫茶と併設して古道具や古建具、古箪笥も展示販売しているので、興味が有り立ち寄る。
早速、拝見させて頂くも土花亭(showa)の趣旨とは正直、少し違うように思え珈琲のみを頂く。
一般的な古物を扱う俗に言う「骨董屋」の場合、「初だし」と称して出たままの状態、つまり埃も払わず
汚れたまま、点検もされずに売りに出すことが多いのですが、私はそれがどうも性に合わないため
綺麗にクリーングを施し、磨いても差支えないものであれば磨き上げ、動かないものであれば出来るだけ
動くようにして上げる。
それが運よく、今の時代まで残っていてくれた古物に対しての敬意だと思うし、次に他の人の手に渡り
第二の人生を歩む上での新たな門出とも思う。
折角、今の効率性や利便性だけの使い捨ての時代に、運よく生き延びて来たのだから、扱い手としては
お金の換算価値ではなく、その根源にある価値を理解し、丁寧に大切に扱うべきだと・・・。
あっ。。。珈琲は美味しく頂きましたよ。