土花吉&与太吉

「土」に咲く「花」は「吉」を呼び寄せます。/DUCATI&ヨタ8&SR&TW等々・・・

役人のプライド

2014-07-25 | 【土花亭】

先日の「調査」でも触れた「役人」との折衝も仕事柄、頻繁に行うわけですが・・・。

 

先日のケースは県登録の伝統的民家に対し、改修工事する場合は市の補助制度があり

それを活用しない手は無いわけで、持ち主も市へ相談に行ったらしい。

しかし、市の方では予算を組んでないため無理との返事を貰ったと土花亭事務所にクライアントが

相談に訪れたのが6月。

「それはオカシイ」と判断し、市の窓口へ土花吉が出向き色々と話をさせてもらう。

 

先ず窓口カウンターにも並べられた「補助事業制度」のパンフレットを指さし

「予算も組んでないような事業のパンフレットを市民の目に触れるところに置かぬよう」とクレームを

つけるところから始める。

(実際、やれもしない事業パンフレットを税で印刷作成しているわけですから)

話をしている内に担当者から「今まで前例実績もないため予算を組んでなかった」旨の説明。

行政得意の予算を組んだはいいが余った場合に困るという理屈。

出るは出るはの役人得意の説明に対し、親切丁寧に異を唱える?土花吉。

その「親切丁寧さ」に手を負えないと感じたのか代って、上司が登場し引き続き折衝が始まる。

結局は改修工事に関わる図面に資料に予定価格調書一式、土花亭事務所で揃えるので

9月補正予算で議会承認を貰い予算組みをしてもらえるよう担当課で動いてもらうことになり

可能性が出てきたことは喜ばしいことなのですが・・・。

 

しかぁ~しっ! ひとつ言いたいのは「役人のプライド」。

そりゃ~未だ若手で仕方ないのかも知れないが何故、上司を呼んで話を振ってしまうのか

自分がその担当者であることに対しての責任感やプライドというものが無いのか・・・。

 

今日も別件で建築確認申請(建築許可)中の案件に対し、新卒であろう県の担当者から

質疑の連絡が入る。

その担当者に土花吉が少し突っ込んだ話で対応しだすと「少しお待ちください」と電話が保留に。

そして、暫く待たされ電話口に出て来たのが上司である課長(建築主事)。

結局は課長と話し合いの末、一件落着。。。

いったい「担当」というものを役人はどう捉えているのか・・・。

 

振る担当役人も役人かもですが受ける上司も上司。

 

私が未だ若く、建築士事務所に勤めだした頃、色々と現場で難題にぶつかった時

師匠である所長は担当である私の考えを重視し、私も振らなかったし師匠も受けなかった。

「担当であるオマエはどう思うのか?どうしたいのか?」「自分が間違ってないと思ったら押し通せ」

「それでも解決しない時、最後の最後にワシが出て行って話を収める」と。。。

(実際、数回ゼネコンと揉めて師匠が話をつけたことも・・・笑)

 

今はそんな時代でもないのかもですが、今一度考えて欲しい「役人のプライド」。

 

もっとも今後何かの折に、それぞれの上司には苦言を呈するつもりですが。。。(笑)

そうじゃないと、いつまで経っても若いもんが育ちませんから・・・。

 

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