motoGPにおいて最も優秀なテストライダーとされる、ミケーレ・ピッロ。
ドゥカティ・コルセのテストライダーとしては承知の通り、最も速いテストライダーのストーナーも存在する。
走り出せば今にも参戦可能なワークスライダー並みのタイムを叩き出す。
しかし、本来のテストライダーの役割としては速いだけでは役にたたず、いかにフィードバック出来るかがカギとなる。
2013年ロッシがドゥカティを去った後、ドビがロッシの代りにワークスライダーへ就いたと同時にドゥカティ・コルセのテストライダーに就いたピッロ。
それから年々、デスモセディチ機は戦闘力を上げて来ている。
スタートグリッド上、ドビと同じ方向を見ながらデスモセディチ機に寄り添うピッロ。
そのピッロのワイルドカード参戦となった第6戦ムジェロGP・FP1でのアクシデントに一瞬、背筋が凍る・・・。
時速350kmからの転倒が何を意味するのか・・・。(後にビデオ動画は全て削除されている)
その尋常ではないアクシデントによる怪我から3週間。
今週末の地元イタリア選手権第3戦イモラに復帰参戦する。