前日のFP4でのハイサイドからの転倒により出場が危ぶまれていたエスパー・アプ。朝のウォームアップ走行も参加し
何とか決勝のグリッドに並ぶ。
気温22度、路面温度45度のコンデションの中、フロントローでスタートを決めたのはザルコ。やや独走態勢に入り
やっと最高峰での初優勝が決まったかなぁ~と観ていると転倒・・・。(いつになったら勝てるの?)
一方のポイントリーダーのファビオは、前戦でのペナルティのため「ロングラップペナルティ」を科せられていたけど
シルバーストーンのロングラップを初めて観てビックリ・・・(こんなのロングラップじゃねぇ~し・笑)
レースの方ではアプリリアのビニャ-の速さが際立つ。スタートで出遅れるもグングンとポジションを上げて来る。
終盤、先頭を走るバニャイアに仕掛け、アプでの初優勝も手の届くところまで来たかと思うも、序盤の走りでタイヤに
ストレスを掛けてしまったのかバニャイアを抜いても止まれない・・・。
レース前にはロッシとストーナーに助言を求めていたというバニャイア。開幕前にチャンピオン候補と言われるもミスが目立った前半戦。
これでポイントランキン3位に浮上。ポイントリーダーのヤマハ・ファビオのお尻がやっと見えて来た。
そのポイントリーダー・ファビオの後ろを追随していたポイント2位の手負いのエスパー・アプ。
最終ラップでファビオに仕掛かけるところは流石です。今回、怪我さえなければ表彰台は間違いなかった筈で
ヤマハ・ファビオ、アプリリア・エスパルガロ、ドゥカティ・バニャイア。この3人に絞られつつある今年のチャンピオンシップ。
では決勝結果。。。
尚、次戦オーストリアは8月21日が決勝です。