最近、「葉のない水仙(越前水仙)」が売られているのをみて違和感を覚える。。。
多分、日本水仙の種である越前水仙の内、その規格(葉の数、蕾の数、背丈等々・・・)から外れた水仙を
わざと葉を取り除き、開花状態のものをブーケのように束ね売られているようで・・・。
まぁ~、今どきの考えというかアイデアといえばそれまでですが、「土」と「花」と「吉」からなる
土花吉としては苦言を呈したいところ。
そもそも、水仙は長期にわたり楽しめる花であることはご承知の通り。
葉は右回りに捻じれている特性から「本勝手」で生けるのに都合が良く重宝される。
又、その葉を一旦外し「葉組み」によって葉の高さや向きを変え、季節感を演出することも出来る。
一般的には「1花(株)4葉」が正統とされるが、上の写真のような「3葉」やたまに「5葉」の水仙もある。
何が言いたいかというと、水仙にとって「葉」は重要なのです。(水仙に限らず花にとって)
正直、私も水仙を長期に渡り楽しむ場合、最終段階で葉を取り除きブーケ風に生け直す場合もある。
でもそれは、その花の終わりの段階であり、何も収穫の段階で葉をわざと取ってしまう行為とは違うもの。
「花と葉」の関係を知り、受け取った者がその花を「生ける、生かす」時に初めて、葉の取り扱いについて
工夫すればいいと思うのですがねぃ。。。
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