ルイガノ旅日記

あちこち出かけた場所で目にとまったもの、
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山里に湧く美人の湯 ~ 美又温泉

2011年05月05日 | お出かけ
まだ知らない温泉に行こうと、「じゃらん」で調べて決めた美又温泉。しまね海洋館アクアスから車で約30分。山あいの谷間に湧くひなびた温泉地です。ホテルの後ろには渓流が流れ、裏山の急峻な斜面から滝が流れ落ちる風景を眺めながら浸かる露天風呂。トロトロ感のある柔らかなお湯でした。


小さな宿ながらロケーションが良く、シロイルカに癒された後は、美人の湯でゆったりまったり。


部屋からの眺め。せっかくの滝ですが、このアングルだともう一つ見映えがしません (^-^)ゞ


チェックイン後、川沿いを散策しました。


人の手があまり入らない自然。野の花が主役です。


メタリックなグリーンに茶色い羽。ミヤマカワトンボです。


里では既に終わった桜の季節ですが、奥深い山里では遅咲きのヤマザクラが満開でした。


淡い緑色の花弁。ひょっとすると、これが淡緑色の花を咲かせるギョイコウ(御衣黄)でしょうか。


この日の夕食をいくつか・・・・・。陶板で焼いていただく島根和牛。肉質柔らか、サシの入り方も適度。


道明寺の蒸し物。中に鶏そぼろが入っています。


浜田と言えばのどぐろ(赤ムツ)。身は柔らかくしっとり。とっても美味しかったです


浜田市の隣、江津市の老舗酒造 都錦。旅先ならではの肴には、やはりその土地の地酒が合います。


山里ならではの天ぷらは、日本酒にピッタリ。



レトロな雰囲気漂う美又温泉。翌朝、ご近所の方々がお風呂セットを抱えて歩いているのを見て、毎週末、温泉に通い続けた青森時代を懐かしく思い出しました。


朝食に出された「えてかれい」の一夜干し。上品な甘さで、のどぐろに負けず劣らず美味でした。


浜田では名産の干物をいくつか、それにつまみになりそうなタコの炙りを購入。帰路立ち寄った山陽道 宮島SAでお土産を追加ヽ(^o^)丿 右のかき醤油は、一昨年、昨年とモンドセレクション最高金賞を連続受賞、ダウンタウンDXでも取り上げられたと紹介されていました。焼きおにぎりに塗ったりするのもよさそうです (^-^)ゞ


初めて訪ねた美又温泉。無色、無味、無臭の単純泉で、お湯に浸かると肌にトロトロまつわりつく感触があり、これが美人の湯といわれる所以です。周囲に何もない山奥の出湯だけに、宿に着いてから翌朝出発するまで、のんびり寛ぐことができました。
コメント (4)
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