ルイガノ旅日記

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尾張芝安のうどん & 『季節を知らせる花』

2017年07月30日 | お気に入り
九州北部は連日の真夏日。体感的には35度を越えているようにも思える、暑い暑い週末でした(^-^;
そんななか、妻の友人から届いた芝安のうどん。いつも四季折々の季節感が感じられる芝安のうどんですが、今回は、キリッと冷やすと美味しそうな梅・昆布、初蝉、胡麻だれ。九州の炎暑を吹き飛ばしてくれそうなうどんです(^-^)v

さっそく今夜の夕食は、初蝉でさっぱり。上品なダシとコシの強い芝安のうどんが絶妙でした(^^)/

芝安のうどんと一緒に送っていただいた『季節を知らせる花』(白井明大・文 沙羅・絵 : 山川出版社)


身近な木々や道端の草花を題材に、二十四節気や七十二候に触れながら、気持ちをほっこりとさせてくれる白井明大さんのエッセイ。それに彩りを添えるのは、木版画作家 沙羅さんのふんわりと温かく、それでいて生き生きとした挿画です。季節に合わせ、浜木綿のページを開いてみました。


……名も知らぬ遠き島より 流れ寄る椰子の實一つ……
……故郷の岸を離れて 汝はそも波に幾月……
ここは、浜木綿の九州での自生北限地、芦屋町夏井が浜。島崎藤村の『椰子の実』さながら、遠く南の島から茫々たる海を旅して、この浜辺に流れ着いた一粒の浜木綿の種。その種は、ここ夏井が浜にしっかりと根を下ろして、毎年この時期に白く可憐な花を咲かせてくれます。


ひとつひとつは6枚の花弁を持つ花が、均整のとれた円盤状に咲いていきます。沙羅さんの浜木綿の木版画、しっかりとその特徴を捉えてますね。背景の青も、紺碧の海が似合う浜木綿にぴったり。さわやかさを感じます。


炎暑の週末は、ミュンヘンでのビアホールめぐりとはいきませんが、わが家でプレモル三昧しました(笑) 美味しかったドイツビールの思い出を肴に、キンキンに冷えたビールで暑気払い。日本のビールもなかなかレベルが高いなぁ〜と改めて感じました(^-^)v

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