ルイガノ旅日記

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ミュンヘン ビアホールをめぐる旅(その4)~ ニンフェンブルク城、ヴィクトアリエン市場、ホフブロイハウス

2017年07月15日 | 海外旅行
本場のヴァイスビアと白ソーセージ、白アスパラガスを堪能させてくれたパウラナー・イム・タール。ヴァイスビアのことを日本では白ビールとも言いますから、私にとって「白」は、美味しいミュンヘンのキーワードです(笑) それはさておき、午後はミュンヘン中央駅からトラム17番に乗り、ヴィッテルスバッハ家の夏の離宮で、ルートヴィヒ2世が生まれた城であるニンフェンブルク城へ。

この写真は、中央駅ではなく、カールスプラッツ駅です。

シュロス・ニンフェンブルク駅でトラムを降りると、お堀の向こうにニンフェンブルク城が見えてきます。


白い壁で統一されたバロック様式の宮殿本館。


本館の両翼にも大きな館が広がっています。


代々バイエルン王家に引き継がれてきたニンフェンブルク城。今は、ヴィッテルスバッハ家が個人で所有しているそうです。


手入れが行き届いた広大な庭園。両側の大きな並木は、気持ちのよい木陰を作り出しています。


左右対称に造られた宮殿本館。


ニンフェンブルクとは、妖精の城という意味です。


広い庭園を東西に貫く水路には、ゴンドラが就航していました。


私たちの滞在中、ミュンヘンはほぼ快晴だったのですが、この日だけは晴れたり曇ったり。一時は雨まで降りだすなど、天気の変化が大きい一日でした。
市街に戻って、1775年創業のミュンヘンで最も古いカフェ、タンポジを訪ねると、なんと改修工事のため長期休業中。アルテ・ピナコテークのカフェ・クレンツェに続く工事休業でした(^-^;
そこで、レジデンツやマリエン広場からも近い、バウムクーヘン発祥の店と言われるクロイツカムへ。この店も創業は1825年創業ですから、かなりの老舗です。ほかにもメニューは豊富なのですが、ここはやはりバウムクーヘンを注文。日本のものより少しスパイスが効いているように感じました。ダルマイヤーブレンドのコーヒーで、ほっとひと息つけた雨宿りでした。


旅行中の老夫婦も、雨あがりのテラスでひとやすみ。


クロイツカムでひと休みしている間に雨も上がったので、街歩きを再開。ミュンヘン最大の青空市場、ヴィクトアリエン市場をぐるりと散策しました。そびえ立つのは、五月の木と呼ばれるマイバウム。爽やかな青と白は、バイエルン州のシンボルカラーです(^^)/


ヴィクトアリエンマルクト(市場)はミュンヘン市民の台所。




一般的な観光地とはひと味違って、市民生活に密着したマーケットなんです。




食材が中心ですが、それだけではなく、いろんな店が軒を連ねています。もちろん軽食の店も、ビアガーデンもあって、市民に人気だそうです。


シュパーゲル(白アスパラガス)も、大量に出回っていました。


けっこう広くて、ぶらぶら歩いているだけでも楽しいところです。


この日の夕方は、ミュンヘンで最も有名なビアホール、ホフブロイハウスへ。ホフブロイハウスとは「宮廷醸造所」という意味で、1589年創業という由緒あるビアホールです。1階は賑やかなビアホール、2階はレストラン、3階は有料のショーホールとなっています。


裏手から見たところ。この大きな建物が、まるごとビアホール。3000人の収容能力があり、かのヒトラーがナチス党の結党大会を開いたというエピソードもあります。


ホフブロイハウスのシンボルマーク。


私たちは、1300人収容できる1階のビアホールに入りました。時間帯によっては生バンドによる演奏が行われたり、観光客同士で盛り上がったりと、とっても賑やかな 空間です。。


ホフブロイオリジナルとドゥンケルは、1リットルジョッキが基本。ヴァイスビアは500mlジョッキで提供されます。


ジョッキも特大なら、プレッツェルも特大(笑)


毎年、世界中のビール好きがミュンヘンに集まって大いに盛り上がるオクトーバーフェストは、世界最大のビール 祭り。この期間ではなくとも、そんな雰囲気を味わえるのがホフブロイハウスだと言われています。こうして、ミュンヘン3日目の夜も賑やかに更けていきました。翌日は、いよいよロマンティック街道日帰りツアーです(^^)/

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コメント (2)
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