湯煙の街 別府。高台の住宅地の一角に、市街地を見下ろす「湯けむり展望台」があります。お昼前後に撮ったものなのであまり目立ちませんが、朝のうちならもっとたくさんの湯煙が立ち上る様子を眺めることができると思います。
正面に見える芝生が広がったような山肌は大平山(通称「扇山」)の東山麓で、4月に行われる別府八湯温泉まつりに合わせて野焼きが行われ、別府の夜空を赤く染め上げるそうです。
せっかく別府に来たのですから、甘味茶屋でのランチの後は日帰り温泉でもうひと風呂浴びて帰ることにしました。今回選んだのは「湯屋えびす」。別府明礬温泉 御宿ゑびす屋の温泉施設で、宿泊客だけではなく立ち寄りもOKです。場所は、別府地獄めぐりの坊主地獄を越えて、国道500号線「坊主地獄先」交差点を右折し、山道をしばらく上ったところ。緑深い山あいに佇んでいます。
1階の露天と2階の内湯に分かれた浴場は、日替わりの男女交代制となっています。この日は、「風と歩く石畳」がテーマの露天風呂が男性用でした。
脱衣所を出たところにある半露天の岩風呂は、やや青みを帯びた乳白色の硫黄泉です。硫黄のにおいが漂って、いかにも温泉らしい佇まいでした。
湯屋えびすには、明礬温泉特有の硫黄泉と単純泉の2種類の源泉があります。こちらは無色透明の単純泉で、「香りの湯らり」と名付けられた檜のジャグジー。熱くもなくぬるくもなく程よいお湯加減と、湯船の底から溢れ出る気泡にゆったりまったり。すっかり体もほぐれて癒されました~♪
広く開放的な露天風呂(硫黄泉)。正面のガラス張りの八角形の小屋は、上の写真のジャグジー「香りの湯らり」。
同じ露天風呂を反対側から。「風と歩く石畳」のうたい文句はダテではなく、林の中を吹き抜ける風が本当に気持ち良かったです。中央の半円形の湯船は、同じ硫黄泉ながら長湯できるように湯温が低く設定してあります。
ここは「山小屋の蒸し湯」と言って、厚い板で区切られた箱の中に硫黄の蒸気が充満しています。別府ではよく見かける箱蒸しスタイルですね。
陶器製の湯船に単純泉のお湯を張った「満月の湯」。高温・低温のふたつがありました。
妻が入った2階の内湯は、露天とはまた違った趣があったそうです。ちなみに、奇数日は1階露天が女性、2階内湯が男性で、偶数日はその逆になります。
さてこちらは、別府駅にあるジェラート屋さん、くじゅう高原 Sweet Farm。くじゅう高原の搾りたて生乳を使って、ひとつひとつ丁寧に手づくりしているそうです。
ラージサイズで注文した「しぼりたてミルク」と「紅茶」は、ねっとりと滑らかな舌ざわりに爽やかな甘さで、後味すっきりの美味しいジェラートでした。
源泉数、湧出量ともにダントツで日本一を誇る別府。ここで言う「別府」とは、浜脇温泉、別府温泉、亀川温泉、観海寺温泉、堀田温泉、明礬温泉、鉄輪温泉、柴石温泉の総称で、「別府八湯」とも呼ばれます。別府八湯には、指定された140湯のうち88湯の入浴を目指すという、お遍路さんさながらのスタンプラリーがあり、達成すると「温泉道名人」の称号が与えられるそうです。88湯はさすがに無理だと思いますが、別府八湯制覇くらいならいけるかも………。これなら、残すは浜脇、観音寺、柴石の3湯で達成です(笑)
《お知らせ》
正面に見える芝生が広がったような山肌は大平山(通称「扇山」)の東山麓で、4月に行われる別府八湯温泉まつりに合わせて野焼きが行われ、別府の夜空を赤く染め上げるそうです。
せっかく別府に来たのですから、甘味茶屋でのランチの後は日帰り温泉でもうひと風呂浴びて帰ることにしました。今回選んだのは「湯屋えびす」。別府明礬温泉 御宿ゑびす屋の温泉施設で、宿泊客だけではなく立ち寄りもOKです。場所は、別府地獄めぐりの坊主地獄を越えて、国道500号線「坊主地獄先」交差点を右折し、山道をしばらく上ったところ。緑深い山あいに佇んでいます。
1階の露天と2階の内湯に分かれた浴場は、日替わりの男女交代制となっています。この日は、「風と歩く石畳」がテーマの露天風呂が男性用でした。
脱衣所を出たところにある半露天の岩風呂は、やや青みを帯びた乳白色の硫黄泉です。硫黄のにおいが漂って、いかにも温泉らしい佇まいでした。
湯屋えびすには、明礬温泉特有の硫黄泉と単純泉の2種類の源泉があります。こちらは無色透明の単純泉で、「香りの湯らり」と名付けられた檜のジャグジー。熱くもなくぬるくもなく程よいお湯加減と、湯船の底から溢れ出る気泡にゆったりまったり。すっかり体もほぐれて癒されました~♪
広く開放的な露天風呂(硫黄泉)。正面のガラス張りの八角形の小屋は、上の写真のジャグジー「香りの湯らり」。
同じ露天風呂を反対側から。「風と歩く石畳」のうたい文句はダテではなく、林の中を吹き抜ける風が本当に気持ち良かったです。中央の半円形の湯船は、同じ硫黄泉ながら長湯できるように湯温が低く設定してあります。
ここは「山小屋の蒸し湯」と言って、厚い板で区切られた箱の中に硫黄の蒸気が充満しています。別府ではよく見かける箱蒸しスタイルですね。
陶器製の湯船に単純泉のお湯を張った「満月の湯」。高温・低温のふたつがありました。
妻が入った2階の内湯は、露天とはまた違った趣があったそうです。ちなみに、奇数日は1階露天が女性、2階内湯が男性で、偶数日はその逆になります。
さてこちらは、別府駅にあるジェラート屋さん、くじゅう高原 Sweet Farm。くじゅう高原の搾りたて生乳を使って、ひとつひとつ丁寧に手づくりしているそうです。
ラージサイズで注文した「しぼりたてミルク」と「紅茶」は、ねっとりと滑らかな舌ざわりに爽やかな甘さで、後味すっきりの美味しいジェラートでした。
源泉数、湧出量ともにダントツで日本一を誇る別府。ここで言う「別府」とは、浜脇温泉、別府温泉、亀川温泉、観海寺温泉、堀田温泉、明礬温泉、鉄輪温泉、柴石温泉の総称で、「別府八湯」とも呼ばれます。別府八湯には、指定された140湯のうち88湯の入浴を目指すという、お遍路さんさながらのスタンプラリーがあり、達成すると「温泉道名人」の称号が与えられるそうです。88湯はさすがに無理だと思いますが、別府八湯制覇くらいならいけるかも………。これなら、残すは浜脇、観音寺、柴石の3湯で達成です(笑)
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「地球の歩き方」福岡特派員ブログに『福岡県の紅葉名所~白野江植物公園@北九州市門司区』をアップしました。併せてご覧いただければ幸いです。