宮崎県北部に位置し、熊本県、大分県と境を接する高千穂峡に行ってきました。高千穂と言えば、天照大御神の命を受けて瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)が、神々の暮らす高天原から地上に降り立ったと伝えられる天孫降臨の地。神話の里です。高千穂峡にも、厳かで神秘的な雰囲気が漂っていましたよ。
早朝に出発したおかげで、高速道路の流れは順調でした。九州自動車道から九州中央道を経由して、9時前には高千穂峡に到着。ボート乗り場から一番近い第1御塩井(おしおい)駐車場に車を止めて、まずは遊歩道から高千穂峡を散策しました。
遊歩道の起点となる御橋(みはし)から見た真名井の滝です。

高千穂峡周辺マップ(左が北)。右側(南)が御塩井駐車場。ここから御橋を渡って、北に向かって遊歩道がスタートします。

17mの高さから流れ落ちる真名井の滝は、日本の滝100選にも選ばれています。上部に見えるアーチ型の石橋が御橋です。
神話によれば、天村雲命という神が天孫降臨に際して、この地に水がなかったので水源を移したところ、これが天真名井として湧水し、滝となって流れ落ちたとされています。

鬱蒼とした木立の中を歩きます。すぐ横の岩肌から清水が滴って、気温は高いのに涼しく感じられました。(この後、木々から離れて直射日光を浴びる場所もあり、さすがにその辺りは暑いです💦)

高千穂峡でもっとも川幅が狭い場所で、天正19年(1591年)、落城した高千穂・三田井家の家臣たちが追手から逃れるため、槍の柄を突いて渡ったことから「槍飛」と呼ばれます。

大きくえぐられたような岩が目につきました。

こちらのアーチ橋は神橋(しんばし)。

眩しいばかりの新緑。

貸しボートの予約は11時だったのですが、予定よりも早く着いたので1時間早めてもらいました。

太古の昔、阿蘇山の大規模な火山活動によって噴出した火砕流が、冷える過程で収縮し柱状節理となった断崖がそそり立つ高千穂峡。高いところで100mに及ぶ断崖が約7キロに亘って続いています。

真名井の滝周辺の黒々とした岩肌。

暑さ厳しい時節ですので、滝の動画で一服の涼をお届けします (^-^)ゞ
真名井の滝の奥側にも、柱状節理の岩壁が続いていますね。

奥からの眺め。コンクリート壁ではありません(笑)
遊歩道とボートで高千穂峡を散策した後は、宮崎県の南西端、鹿児島県と接する都城に向かいました。そちらについては、また日を改めてアップします。

台風4号が九州に接近しています。宮崎県では各地で道路の冠水が発生しているとのこと。被害が拡大しないことを祈ります。
明日未明には北部九州に上陸。ゆっくりと九州や四国を通過し、西日本を横断すると予報されています。台風の経路上だけではなく、遠く離れた場所にも激しい雨をもたらしていますので、特に関東以西、太平洋側の方はどうかご注意くださいますように。
早朝に出発したおかげで、高速道路の流れは順調でした。九州自動車道から九州中央道を経由して、9時前には高千穂峡に到着。ボート乗り場から一番近い第1御塩井(おしおい)駐車場に車を止めて、まずは遊歩道から高千穂峡を散策しました。
遊歩道の起点となる御橋(みはし)から見た真名井の滝です。

高千穂峡周辺マップ(左が北)。右側(南)が御塩井駐車場。ここから御橋を渡って、北に向かって遊歩道がスタートします。

17mの高さから流れ落ちる真名井の滝は、日本の滝100選にも選ばれています。上部に見えるアーチ型の石橋が御橋です。
神話によれば、天村雲命という神が天孫降臨に際して、この地に水がなかったので水源を移したところ、これが天真名井として湧水し、滝となって流れ落ちたとされています。

鬱蒼とした木立の中を歩きます。すぐ横の岩肌から清水が滴って、気温は高いのに涼しく感じられました。(この後、木々から離れて直射日光を浴びる場所もあり、さすがにその辺りは暑いです💦)

高千穂峡でもっとも川幅が狭い場所で、天正19年(1591年)、落城した高千穂・三田井家の家臣たちが追手から逃れるため、槍の柄を突いて渡ったことから「槍飛」と呼ばれます。

大きくえぐられたような岩が目につきました。

こちらのアーチ橋は神橋(しんばし)。

眩しいばかりの新緑。

貸しボートの予約は11時だったのですが、予定よりも早く着いたので1時間早めてもらいました。

太古の昔、阿蘇山の大規模な火山活動によって噴出した火砕流が、冷える過程で収縮し柱状節理となった断崖がそそり立つ高千穂峡。高いところで100mに及ぶ断崖が約7キロに亘って続いています。

真名井の滝周辺の黒々とした岩肌。

暑さ厳しい時節ですので、滝の動画で一服の涼をお届けします (^-^)ゞ
真名井の滝の奥側にも、柱状節理の岩壁が続いていますね。

奥からの眺め。コンクリート壁ではありません(笑)
遊歩道とボートで高千穂峡を散策した後は、宮崎県の南西端、鹿児島県と接する都城に向かいました。そちらについては、また日を改めてアップします。

台風4号が九州に接近しています。宮崎県では各地で道路の冠水が発生しているとのこと。被害が拡大しないことを祈ります。
明日未明には北部九州に上陸。ゆっくりと九州や四国を通過し、西日本を横断すると予報されています。台風の経路上だけではなく、遠く離れた場所にも激しい雨をもたらしていますので、特に関東以西、太平洋側の方はどうかご注意くださいますように。