高千穂峡を後にして、宮崎県都城市にある関之尾滝に向かいました。
関之尾滝は日本の滝100選に指定される名瀑で、大滝・男滝・女滝の3つからなり、最大の大滝は幅約40m、落差18mほどあります。(写真は大滝)

駐車場に車を止めて坂道を下ると、木々の陰から大滝と滝見用の吊橋が見えてきます。

大滝の上流部。ゴツゴツとした岩が集まったように見えますが、実はすべて繋がった1枚の岩盤だというから驚きです。ここから上流側600m、幅80mの川床には数千個の甌穴群があり、これだけの規模のものは世界でも珍しいそうです。"甌穴"とは、川底の岩石に生ずる球状の穴のことで、岩のくぼみに入り込んだ小さな石や岩の破片が、長い年月をかけて水流で回転することによって形成されます。

吊橋からの大滝の眺め。この日は晴れた日が続いた後でしたが、雨の後は水量が増えて見る人を圧倒する迫力だそうです。

妻が撮った大滝の動画です。滝の水は、画面左下に流れていきます。
大滝の上流部から引かれた北前用水路(この他にも2本、計3本の用水路あり)。これは明治時代、坂元源兵衛という人が岩盤をノミで穿って通した水路で、完成までに10年の歳月を要しました。水の流れは清冽そのもので、年間を通して14~15度の水温を保っているそうです。
この北前用水路の途中に、水量が多いときに余分な水を逃がすための「余水吐き」が設けられており、そこから流れ落ちるのが「男滝」です(吊橋から見えるのですが、写真を撮り忘れました)。

こちらは北前用水路の下流部分で、「女滝」が流れ出る場所。下に設けられた取水口に水を落としています。
久しぶりに見かけたハグロトンボ。写真は鮮明ではありませんが、体が真っ黒ではなく青緑に輝いていましたから♂だと思います。

【食事編】
この日の宿に到着しました。

食事処に用意されていた宿お勧めの焼酎、大浦酒造の「みやこざくら」、柳田酒造の「赤鹿毛(あかかげ)」と「青鹿毛(あおかげ)」。いずれも地元都城の酒蔵です。

夕食は宮崎牛 出汁しゃぶ会席。牛タン、肩ロース、もも肉の3種類をたっぷりの野菜とともに……。牛タンは白ねぎをたっぷり巻いて胡麻ダレで、きれいなサシが入った肩ロースともも肉はさっぱりとポン酢で戴きました。

柑橘そば、特製油みそ、つぶ貝の松前漬け。リキュールグラスは、冷やしたみやこざくらです。

右のグラスは赤鹿毛。せっかくなので、同じく柳田酒造の「千本桜」を別に注文して飲み比べてみました。

デザートの日向夏シャーベットに青鹿毛を合わせるのが宿のお勧め。アイスにブランデーやリキュールをかけることもありますから、焼酎だってアリですよね。

なかなかオツな味でした (^-^)ゞ

ボリュームたっぷりの朝食。

お昼は花籠膳。なんと3食付きのお宿でした。

こちらは行きの東九州道、川南PA。せっかく宮崎に来たので、私はチキン南蛮定食を頼みました。

サクッと揚げられたチキン。食感がよく、比較的あっさり目のタレも美味しかったです。

山かけうどんは、九州では珍しいいりこだしでした。

九州道(嘉島JCT)と東九州道(延岡JCT)を結ぶ九州中央道は、まだ部分的にしか開通していないので、山間部ではかなりの部分、一般道を走ります。このため、北九州から高千穂峡、高千穂峡から都城とも、けっこう時間がかかりました。全線開通すれば、高千穂峡や五家荘などへのアクセスもずいぶん改善されると思います。
関之尾滝は日本の滝100選に指定される名瀑で、大滝・男滝・女滝の3つからなり、最大の大滝は幅約40m、落差18mほどあります。(写真は大滝)

駐車場に車を止めて坂道を下ると、木々の陰から大滝と滝見用の吊橋が見えてきます。

大滝の上流部。ゴツゴツとした岩が集まったように見えますが、実はすべて繋がった1枚の岩盤だというから驚きです。ここから上流側600m、幅80mの川床には数千個の甌穴群があり、これだけの規模のものは世界でも珍しいそうです。"甌穴"とは、川底の岩石に生ずる球状の穴のことで、岩のくぼみに入り込んだ小さな石や岩の破片が、長い年月をかけて水流で回転することによって形成されます。

吊橋からの大滝の眺め。この日は晴れた日が続いた後でしたが、雨の後は水量が増えて見る人を圧倒する迫力だそうです。

妻が撮った大滝の動画です。滝の水は、画面左下に流れていきます。
大滝の上流部から引かれた北前用水路(この他にも2本、計3本の用水路あり)。これは明治時代、坂元源兵衛という人が岩盤をノミで穿って通した水路で、完成までに10年の歳月を要しました。水の流れは清冽そのもので、年間を通して14~15度の水温を保っているそうです。
この北前用水路の途中に、水量が多いときに余分な水を逃がすための「余水吐き」が設けられており、そこから流れ落ちるのが「男滝」です(吊橋から見えるのですが、写真を撮り忘れました)。

こちらは北前用水路の下流部分で、「女滝」が流れ出る場所。下に設けられた取水口に水を落としています。
久しぶりに見かけたハグロトンボ。写真は鮮明ではありませんが、体が真っ黒ではなく青緑に輝いていましたから♂だと思います。

【食事編】
この日の宿に到着しました。

食事処に用意されていた宿お勧めの焼酎、大浦酒造の「みやこざくら」、柳田酒造の「赤鹿毛(あかかげ)」と「青鹿毛(あおかげ)」。いずれも地元都城の酒蔵です。

夕食は宮崎牛 出汁しゃぶ会席。牛タン、肩ロース、もも肉の3種類をたっぷりの野菜とともに……。牛タンは白ねぎをたっぷり巻いて胡麻ダレで、きれいなサシが入った肩ロースともも肉はさっぱりとポン酢で戴きました。

柑橘そば、特製油みそ、つぶ貝の松前漬け。リキュールグラスは、冷やしたみやこざくらです。

右のグラスは赤鹿毛。せっかくなので、同じく柳田酒造の「千本桜」を別に注文して飲み比べてみました。

デザートの日向夏シャーベットに青鹿毛を合わせるのが宿のお勧め。アイスにブランデーやリキュールをかけることもありますから、焼酎だってアリですよね。

なかなかオツな味でした (^-^)ゞ

ボリュームたっぷりの朝食。

お昼は花籠膳。なんと3食付きのお宿でした。

こちらは行きの東九州道、川南PA。せっかく宮崎に来たので、私はチキン南蛮定食を頼みました。

サクッと揚げられたチキン。食感がよく、比較的あっさり目のタレも美味しかったです。

山かけうどんは、九州では珍しいいりこだしでした。

九州道(嘉島JCT)と東九州道(延岡JCT)を結ぶ九州中央道は、まだ部分的にしか開通していないので、山間部ではかなりの部分、一般道を走ります。このため、北九州から高千穂峡、高千穂峡から都城とも、けっこう時間がかかりました。全線開通すれば、高千穂峡や五家荘などへのアクセスもずいぶん改善されると思います。