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初めての狂言観賞 @あうるすぽっと

9月10日 池袋にオープンした豊島区舞台芸術交流センター「あうるすぽっと」の落成式にお呼ばれしました。

『地下鉄・東池袋駅の真上に立つ再開発ビルの中にあって 301席のコンパクトで臨場感あふれるブラックボックスタイプの劇場』とありますが 『ブラックボックスタイプ』って何ですかね??
見たところ 黒っぽい箱状の演劇空間ってとこでしょうか??

でも こじんまりとした空間に配置された シートもいい感じのスペースです。


 (写真は同HPから)

記念式典の後 人間国宝・野村萬氏の「三番叟」と野村万蔵氏らによる「梟山伏」の狂言を鑑賞しました。

記念式典の終わった舞台に ヒノキでしょうか 大道具さんたちの手で舞台が組み立てられます。



演目は「三番叟」と「梟山伏」。 以前 歌舞伎を見に行ったことはありますが 能や狂言は初めてです。

正直言って 能と狂言の区別もつきませんが 「三番叟」は五穀豊穣を祈願するとされ 足拍子を多く用いることから 農耕儀礼に関わる地固めの意味があるそうで おめでたい席の定番だそうです。
 (ただ みんな拍手をするタイミングも分らず ジ~っと眺めていましたが…

二つ目の演目は「梟山伏」。 この劇場の名前(あうる=梟)にちなんで選ばれたようです。
配られた「解説」の演者の欄が空欄になっていたので 「?」と思っていたのですが 梟にとり憑かれたという設定の弟役(科白は「ホホ~」という梟の鳴き真似だけ)を 豊島区の区長自らが演じるという設定にビックリ!


 (中央が区長)


記念式典の参加者へのお土産は 「ピンブローチ」。

豊島区のシンボル=梟の意匠が素敵なお土産をいただきました。

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