goo

大人の社会科 @新日鐵東京製造所

今日の東京は気持ちよく晴れました! 

天気が良かったからって訳じゃありませんが、午後休暇をとって地域のボランティア仲間と大人の社会科。
板橋区の西台にある『新日鐵東京製造所』の見学に行きました。

新日鐵っていうと、高い溶鉱炉にガンガン鉄鉱石とかコークスを入れて、灼熱の銑鉄が溶岩みたいに流れ出るのをイメージしてしまいますが、いくら外れとはいえ都内にそんな所あるの?って思いながら工場の門をくぐります。

門のすぐ脇に、太い鉄棒の山があって大きな門型のクレーンがその鋼材を吊り上げて運んでいます。
案内していただいた工場の方に聞くと、溶鉱炉で鉄鉱石から鉄を取り出すのは、君津の製鉄所で行なっていて、そこで丸い棒状の原料となったものを船で運んでくるそうです。

防塵メガネに軍手とヘルメットで身を固めて工場内に入ると、原料の丸い鉄棒(相当太いです)を刳り抜くため、1,200℃くらいまで加熱して、超大型の旋盤みたいな感じで片側から大砲の弾みたいな工具を押し当て、グリグリと穴を穿けて、継ぎ目の無い『シームレス鋼管』を作っていました!

いくら1,200℃まで熱されているとはいえ、あの堅い鋼をムリムリ押し広げていくんですから、もの凄い音と熱!!

  (securityの関係で撮影禁止が残念!

工場をでると夕方の風の爽やかなこと! 見学を終え仲間と一緒に飲んだビールが一段と美味しく感じた『大人の社会科見学』でした♪
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )