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雑司が谷鬼子母神の紅テント

今日の東京は午前中は
夕方になって雲が広がり、雨がポツポツという空模様でした。

天気予報をにらみながら朝の内に家事を済ませ、池袋まで買い物に出たついでに、鬼子母神境内で行なわれていた手づくり市を冷やかしに行きました。


鬼子母神本堂の陽射しに木々の緑が濃さを増しています。

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下の写真は、1781年(天明元年)創業の上川口屋さん。
   都内最古の駄菓子屋と言われています。

        店番のおばちゃんは13代目とか!?

ところで天明年間っていうと、今から200年以上前の江戸中期。

上川口屋さんが創業して2年後の天明3年には、7月7日の浅間山の大噴火によってもたらされた火山灰が 『天明の大飢饉』を招いた年です。
(といっても実感はないか!? )

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そんな鬼子母神の境内に異様なモノを発見!

あの唐十郎率いる「劇団唐組・紅テント」のようです!



まだ世情が騒がしかった1967年、新宿・花園神社境内に建てた紅テントで上演した「腰巻お仙」を皮切りに、翌68年には新宿西口公園で東京都の中止命令を無視して、ゲリラ的に紅テントを建て、『腰巻お仙・振袖火事の巻』公演を決行。
数百人の機動隊に包囲されながらも最後まで上演を行った、というのが後に知られる? 「新宿西口公園事件」。

まぁ最近ではキチンと許可をとって、商業ベースでやっているようですが…

でも、この紅色のテントの異様さだけは 往時の面影を留めていました。
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