平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

テキサス・チェーンソー

2008年05月06日 | 洋画
 「テキサス・チェーンソー」なるものを見てしまいました。
 チェーンソーをブンブン鳴らして人を追いかけ切り刻む……ホラー映画。
 何でも実際にあった話らしい。
 すごい……。

★僕は人を殺すのってすごくエネルギーのいることじゃないかって思ってる。
 例えばナイフを突き立てるのだって想像しただけで大変そう。
 それなのにこの殺人鬼は重いチェーンソーを振りまわして走りまわる。
 すごいエネルギーの持ち主だ。
 殺人鬼は自分の醜さで差別を受けたことからこの世や人間にメチャクチャな怒り・怨念を持ってしまったらしい。
 でも怒り・怨念だけでこれだけハードなことが出来るとは!!
 そんな激情を持ち続けてショートしてしまわないのだろうか?
 怒り・怨念、マイナスの過剰なエネルギーは人を恐怖させる。

★こうした怒り・怨念はまわりにも影響を及ぼすらしい。
 主人公の家族全員が影響を受けて、主人公の殺戮に手を貸している。
 「この子はかわいそうな子で悪くはないのよ」と母親は穏やかに言う。
 これが怖い。
 かつてヒトラーの抑圧された想いがドイツ国民に伝播して戦争の狂気を生み出したように、人の精神はまわりの人間に影響を及ぼす。
 出来れば良きことを伝えていきたいものだ。
 もっとも、良きこととは何かは現代の場合、非常に混沌としているのであるが。

★映像的には次の仕掛けが面白い。
 冒頭、車に乗せた少女が「あそこに戻りたくない」と言って自殺してしまう。
 「あそこ」とは殺人鬼とその一家が棲む家で少女は逃げ出してきたのだ。
 しかし主人公達の車は殺人鬼の家に向かっている。
 この時、主人公達は殺人鬼のことをしらないから、少女がなぜ自殺したかわからない。
 そして後半、主人公は同じことを実体験する。
 殺人鬼の家から逃げ出してきた主人公。
 豪雨の中トラックに拾われるが、トラックは殺人鬼の家に向かっている。
 そこで主人公は「あそこに戻りたくない」。
 少女が発した言葉の意味がここでわかったわけだ。


コメント
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