平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

篤姫 第19回「大奥入城」

2008年05月12日 | 大河ドラマ・時代劇
 第19回「大奥入城」

★篤姫、大奥を改革!
 篤姫(宮崎あおい)はやはり政治家。
 大奥に入るや早速改革を始めた。
 朝の髪すき。左が最初で次が右。
 長年の蓄積によって出来た慣習、習わし。
 こうして合理的でないムダがどんどん生まれていくのだろう。
 それは現代社会でも同じ。
 官僚は前例、慣習だからと言ってムダな行政を繰り返す。
 そこを改めようとしない。
 1000人の人間が働いているという大奥。
 斉昭(江守徹)は大奥が幕府の財政を圧迫していると愚痴をこぼしたが、篤姫によってその改革が始まりそうだ。

 また篤姫は家定の生母・本寿院(高畑淳子)に人間としてのつき合いを求めた。
 習わしでは生母と言えども本寿院は下座らしい。
 だが篤姫はそんなことを気にしない。
 何と言っても夫となる男の母親、自分の義理の母なのだ。
 身分、格式にとらわれず人として他人に対す。
 この姿勢は大奥でも変わっていない。

 それにしても老女の初瀬様、篤姫にいろいろ言われて大変ですね。

★家定様!
 大奥に入った篤姫は「変わった姫様」と評判をとったが、そんな篤姫が驚いたのは将軍・家定(堺雅人)。
 視聴者は、このふたりはどの様に出会うのだろうと期待していたが、今回ついに実現した。
 植木に不審な男。
 実は隠れんぼしている家定様だった。
 篤姫にお多福の面を渡して逃げ回る家定。

 僕は家定は聡明さを隠している人物だと思っているが、この行為も篤姫を見るために家定が敢えてしたことだと思っている。
 ハリスに会いたいというのも打ち払うべき敵として言われている外国人を自分の目で見たかったから。

 あなどれない家定様!

★尚五郎は篤姫の合わせ鏡
 これも毎回書いているが、尚五郎は篤姫の合わせ鏡。
 今回、尚五郎は恵まれた幸せな小松家での生活の中「自分は死んでいるのではないか」と言う。
 幕末で世の中が動いている中、取り残されている尚五郎の心情を吐露したものだろうが、裏の意味として『篤姫が動乱の世で役割を果たしているのに自分は何もしていない』という想いも考えられる。

 このふたりは一方が結婚すれば結婚し、一方が政治的役割を果たせば一方もそうせずにはいられない因縁で結ばれているのだ。
 ふたりは奥底で通じ合っている。
 面白い人物関係だ。

※追記
 身分、格式は窮屈なものだが逆に武器にもなる。
 今回、幾島(松坂慶子)は近衛家の姫であることを持ち出して滝山(稲森いずみ)を制した。

※追記
 大奥のセット、その豪華絢爛さには目をみはる。
 篤姫が入城した輿も見事。
 日本にはこういう文化が生活と共にあったのですね。
 着物の柄といい、これらを見るだけでも楽しい。


コメント
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