アクション映画の頭脳戦というのは面白い。
ランボーもシュワルツネッガーもブルース・ウィルスも見事な肉体でアクションを見せるが、あまり頭は使っていない。
僕が007シリーズが好きなのも、ボンドが優雅でスマートで英国紳士だから。
やはり冒険小説はイギリス、主人公は英国人がいい。
さて「ジャガーノート」。
爆弾犯のジャガーノートと主人公で爆弾解体のファロン中佐(R・ハリス)が見事な頭脳戦を繰り広げる。
たとえば、こんなふう。
・爆弾を解体するためにネジを外す。しかし、そのネジのひとつは起爆装置と直結している。
・時を刻む円盤状のタイマー。しかし、その先には裸眼ではほとんど見えない細い糸が張ってあって、それを切断すると爆発する。
そして、すべての爆弾が解体し終わったと思いきや、実はそれはダミーで本物の爆弾は側面に仕掛けられていた。
この作品、まさに爆弾を介しての犯人と主人公の頭脳戦なのだ。
犯人の仕掛けたトラップをいかにくぐり抜けて、爆弾を解体していくか。
犯人と主人公の技術と技術の戦い。心の読み合い。
映像的には地味だが、少し判断を間違えば爆発するというサスペンスがある。
また、これはネタバレになるが……
犯人が仕掛けたトラップが実は犯人特定のきっかけとなる。
「こんなトラップを考えつくのは、あいつしかいない」と主人公ファロンは気がつくのだ。
自分の誇示したトラップが、逆に自分の正体を暴くことになる、という皮肉。
ジャガーノートにしてみれば、「自分の爆弾で最後までたどり着く人間はいない」「途中で爆発して死んでしまうから大丈夫」というつもりだったのだろうが、自分の技術に対する過信が実は災いしてしまった。
こういう意地悪なひねり方もやはり英国。
やはり冒険アクションは英国に限る。
ランボーもシュワルツネッガーもブルース・ウィルスも見事な肉体でアクションを見せるが、あまり頭は使っていない。
僕が007シリーズが好きなのも、ボンドが優雅でスマートで英国紳士だから。
やはり冒険小説はイギリス、主人公は英国人がいい。
さて「ジャガーノート」。
爆弾犯のジャガーノートと主人公で爆弾解体のファロン中佐(R・ハリス)が見事な頭脳戦を繰り広げる。
たとえば、こんなふう。
・爆弾を解体するためにネジを外す。しかし、そのネジのひとつは起爆装置と直結している。
・時を刻む円盤状のタイマー。しかし、その先には裸眼ではほとんど見えない細い糸が張ってあって、それを切断すると爆発する。
そして、すべての爆弾が解体し終わったと思いきや、実はそれはダミーで本物の爆弾は側面に仕掛けられていた。
この作品、まさに爆弾を介しての犯人と主人公の頭脳戦なのだ。
犯人の仕掛けたトラップをいかにくぐり抜けて、爆弾を解体していくか。
犯人と主人公の技術と技術の戦い。心の読み合い。
映像的には地味だが、少し判断を間違えば爆発するというサスペンスがある。
また、これはネタバレになるが……
犯人が仕掛けたトラップが実は犯人特定のきっかけとなる。
「こんなトラップを考えつくのは、あいつしかいない」と主人公ファロンは気がつくのだ。
自分の誇示したトラップが、逆に自分の正体を暴くことになる、という皮肉。
ジャガーノートにしてみれば、「自分の爆弾で最後までたどり着く人間はいない」「途中で爆発して死んでしまうから大丈夫」というつもりだったのだろうが、自分の技術に対する過信が実は災いしてしまった。
こういう意地悪なひねり方もやはり英国。
やはり冒険アクションは英国に限る。