先週に引き続き、お龍(真木よう子)さんの表情がいい。
・怪我が半ば癒えて西郷(高橋克実)に龍馬(福山雅治)が「薩摩で静養しろ」と言われた時の哀しそうな表情。お龍はこれで龍馬と同じ時を過ごせなくなると思った。
・薩長同盟の朱書きをする龍馬を助けた時、お龍は誇らしげな表情で事を為し遂げた龍馬を見つめていた。
・妹を助けるために借りたお金を返す時は、いつもの気持ちを隠した無表情。
・そして「お前もいっしょに薩摩に行くがじゃ」「わしらは夫婦になるがじゃ」と言われた時の涙。
・亀山社中で仲間に紹介された時は、少し困惑したような女房の顔。
・引田屋での歓迎会で居心地悪さを感じていたが、龍馬が遅れて姿を現した時のうれしそうな顔。
・お元(蒼井優)に嫉妬した時の顔。
・「お前もいっしょに戦うがじゃ。坂本龍馬の望みをかなえるために。わしらはひとつぜよ」と言われた時の顔。
どれも微妙に表情が違う。
お龍はせりふが少ないですからね、必然、表情で演技をしなくてはならない。
それが見事!
龍馬の初恋の相手・加尾を演じた広末涼子さんは「おくりびと」にも出演された女優さんだが、表情の引き出しは少ない。
しかしお龍の真木よう子さんは実に豊富。
もし再放送をなどを見られる機会があれば、お龍さんの表情だけに注目して見てみるというのも一興。
歴史パートとしては、喀血した高杉(伊勢谷友介)と怒りの一橋慶喜(田中哲司)をラストに見せて、その対立の図式を描いた。
山内容堂(近藤正臣)は風向きの変化を感じた様子。
後藤象二郎(青木崇高)も<自分に屈辱を与えた下士>という龍馬観を変えなくてはならないことを覚った様子。
弥太郎(香川照之)も時代の大きな流れに乗り出しそう。
これら歴史パートをどれだけ描き込めるかが「龍馬伝」という作品の課題だが、尻つぼみで終わってほしくないな。
そうでないと龍馬を取り巻く女たちという恋愛物になってしまう。
・怪我が半ば癒えて西郷(高橋克実)に龍馬(福山雅治)が「薩摩で静養しろ」と言われた時の哀しそうな表情。お龍はこれで龍馬と同じ時を過ごせなくなると思った。
・薩長同盟の朱書きをする龍馬を助けた時、お龍は誇らしげな表情で事を為し遂げた龍馬を見つめていた。
・妹を助けるために借りたお金を返す時は、いつもの気持ちを隠した無表情。
・そして「お前もいっしょに薩摩に行くがじゃ」「わしらは夫婦になるがじゃ」と言われた時の涙。
・亀山社中で仲間に紹介された時は、少し困惑したような女房の顔。
・引田屋での歓迎会で居心地悪さを感じていたが、龍馬が遅れて姿を現した時のうれしそうな顔。
・お元(蒼井優)に嫉妬した時の顔。
・「お前もいっしょに戦うがじゃ。坂本龍馬の望みをかなえるために。わしらはひとつぜよ」と言われた時の顔。
どれも微妙に表情が違う。
お龍はせりふが少ないですからね、必然、表情で演技をしなくてはならない。
それが見事!
龍馬の初恋の相手・加尾を演じた広末涼子さんは「おくりびと」にも出演された女優さんだが、表情の引き出しは少ない。
しかしお龍の真木よう子さんは実に豊富。
もし再放送をなどを見られる機会があれば、お龍さんの表情だけに注目して見てみるというのも一興。
歴史パートとしては、喀血した高杉(伊勢谷友介)と怒りの一橋慶喜(田中哲司)をラストに見せて、その対立の図式を描いた。
山内容堂(近藤正臣)は風向きの変化を感じた様子。
後藤象二郎(青木崇高)も<自分に屈辱を与えた下士>という龍馬観を変えなくてはならないことを覚った様子。
弥太郎(香川照之)も時代の大きな流れに乗り出しそう。
これら歴史パートをどれだけ描き込めるかが「龍馬伝」という作品の課題だが、尻つぼみで終わってほしくないな。
そうでないと龍馬を取り巻く女たちという恋愛物になってしまう。