平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

主任検事・証拠改ざん~あらゆるものが壊れている。

2010年09月22日 | 事件・出来事
改ざん情報「問題ない」と報告=特捜部長ら上層部に-主任検事同僚が指摘・証拠隠滅(時事通信) - goo ニュース

 「こんな滅茶苦茶な世の中なら引きこもりにならない方がおかしい」と語ったのは、評論家の西部邁氏だが、またひとつ<引きこもり>たくなるような事件がひとつ。

 主任検事が証拠改ざん。
 巷間言われているようにこれが行われれば、どんな人間でも逮捕・投獄することが出来る。
 自分達にとって都合の悪い人間を<悪人>に仕立て上げ、社会的に<抹殺>することが出来る。
 検察は市民の自由を剥奪することの出来る強大な権力。
 強大な権力を持っているからこそ、その人間性は優れて、自分に厳しいものでなくてはならない。
 おそらく前田恒彦容疑者は<特捜のエース>と言われ、功を焦り、傲慢になっていたのだろう。
 自分の作った事件に関する<見立て>が間違っていたことを認めたくなくて、証拠を改ざんしたのだろう。
 人間は間違う生き物である。だから間違いであればそれを素直に認める。
 これが優れた人間性であるのに。
 おまけに証拠の改ざんは「パソコンをいじって遊んでいるうちに間違って行ってしまった」と証言しているらしい。
 この情けない言い逃れは何か?
 この程度の人間が主任検事という立場で権力を握っていたかと思うと情けなくて笑いたくなる。

 戦後65年。
 社会保険庁のいい加減、自分さえよければいいという天下り官僚、あいかわらず利権に群がる政治家、そして今回の検察。
 行政・立法・司法のすべてが腐っている。
 家族も子供の虐待、親が死んでもそのままにしておくなど崩壊している。
 世の中のすべてが壊れている。

 <引きこもり>という行動はまっとうな感性を持っている人間なら今の世の中、当然のことなのだ。
 もっともそんな世の中を少しでも良くするために闘わなければならないことも事実なのだが。


コメント
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