平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

半沢直樹 第2話~恐らく西大阪スチールの倒産は計画的です

2013年07月16日 | 職業ドラマ
 これって『24』ですよね。
 『24』をビジネスドラマでやっている感じ。
 第2話を見て、つくづく思った。

 巨大な敵に立ち向かうジャック・バウアーは半沢直樹(堺雅人)!
 ジャック・バウアーがテロリストのボスを追跡するのと同じ様に、半沢は東田満(宇梶剛士)を追う。
 しかし、足を引っ張って邪魔する人間たちがいる。
 それは浅野支店長(石丸幹二)を始めとする銀行という組織。それに国税局の黒崎駿一(片岡愛之助)。
 それはジャックがホワイトハウスやCTUの内部から捜査を邪魔されるのに似ている。
 今回の味方だと思っていた者が敵だったというのも、『24』ではよくある話。
 そして、クロエ・オブライエンなどジャックを助ける仲間たちは、半沢の場合は渡真利忍(及川光博)や竹下(赤井英和)、部下の中西(中島裕翔)たち。
 渡真利は大和田常務(香川照之)に通じている感じで、ちょっと怪しいんですけどね。
 今回半沢は脅迫まがいの行為で、東田の居所をを聞き出したが、そんな過激な行動に出てしまうのもジャックに似ている。

 というわけで日本でも『24』のようなハラハラドキドキのドラマがついに誕生しました。
 ドラマの中には困難やサスペンスが詰め込まれており、決して一話で事件は解決しない。
 むしろ困難は大きくなっているから、次回はどうなるんだろうと楽しみになる。
 まさに連続活劇!!
 善と悪がはっきりしていて、自分を守るために戦う主人公。
 そこに難しい理屈はいらない。
 感傷シーンもごくわずかで、あとは、ひたすら行動あるのみ。

 半沢が戦う手段が<情報>、具体的には銀行マンの特権である<金の流れを追うこと>というのも面白い。

 
コメント
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