『100分で名著~老子』(NHK・Eテレ)の録画を見ていたら、詩人のドリアン助川さんがこんなことを言っていた。
「一時仕事がなくて、多摩川の土手を自転車で走りまわってたんですよ。これを一年間続けていたら、多摩川は四季折々のさまざまな風景を見せてくれた。その時、思ったんですよね、この多摩川は自分の庭じゃないかって」
見事な発想の転換ですよね。
多摩川を公共の所有物と考えるから、つまらなくなる。
自分の庭だと考えれば、すごく贅沢。
人は塀で囲んで、家に小さな自分の庭を作って満足しているけど、それって少しせせこましい。
ちょっとした発想の転換で、多摩川も街の公園も高尾山も自分の所有物と考えて見てみれば、おおきくて豊かな気持ちになれる。
助川さんはこんなことも言っていた。
「社会からはずれて、誰にも相手にされなくて、多摩川を歩いていた時、ふとたくさんのコスモスが目に入ったんですよ。そのコスモスは風で揺れていて、自分に手を振っているように見えた」
これも豊かな境地。
こんなふうに物事を見られれば、多少貧しくても、孤独でも、豊かに生きられるような気がします。
さて、今日は『老子』でも手に取って読んでみますか。
「一時仕事がなくて、多摩川の土手を自転車で走りまわってたんですよ。これを一年間続けていたら、多摩川は四季折々のさまざまな風景を見せてくれた。その時、思ったんですよね、この多摩川は自分の庭じゃないかって」
見事な発想の転換ですよね。
多摩川を公共の所有物と考えるから、つまらなくなる。
自分の庭だと考えれば、すごく贅沢。
人は塀で囲んで、家に小さな自分の庭を作って満足しているけど、それって少しせせこましい。
ちょっとした発想の転換で、多摩川も街の公園も高尾山も自分の所有物と考えて見てみれば、おおきくて豊かな気持ちになれる。
助川さんはこんなことも言っていた。
「社会からはずれて、誰にも相手にされなくて、多摩川を歩いていた時、ふとたくさんのコスモスが目に入ったんですよ。そのコスモスは風で揺れていて、自分に手を振っているように見えた」
これも豊かな境地。
こんなふうに物事を見られれば、多少貧しくても、孤独でも、豊かに生きられるような気がします。
さて、今日は『老子』でも手に取って読んでみますか。