平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

TVタックル~憲法9条改正論議に大竹まことがもの申す!

2013年07月30日 | 監督・俳優・歌手・芸人
 昨日の『たけしのTVタックル』で憲法9条論争をやっていた。
 相変わらず、改憲論者は声が大きいな。
 逆に護憲派はおとしくて、何か発言してもかき消されてしまう。
 片山さつき議員は、戦争中の、はちまき、たすき掛けの愛国婦人会のおばさんのよう。
 自分の意見と違う者は「非国民」「現実を見ていない愚か者」、そんな感じだ。

 ヒゲの隊長こと佐藤正久議員は、憲法9条を改正しても<徴兵制>にはならないと主張していたが、そんなこと誰が信用する?
 仮に佐藤さんがそう思っていたとしても、後の世代の政治家は違うかもしれない。
 戦前の歴史が示すように、どんどんエスカレートしていく現実があり得る。

 そんな声の大きな改憲派の中、ひとりがんばっていたのが、大竹まことさん。
「戦争に行くのは、俺たち年寄りじゃなくて、下の世代の若者たちだ」
「非正規雇用が増大していく中、若者の貧困が進み、徴兵制がなくても、若者は軍隊に入らざるを得なくなる」
 正しい。
 大竹さんの言うとおり、われわれ、おっさんは戦場に駆り出されることがないから、別にどうなってもいいんですよ。
 仮に駆り出されたとしても、普通に生きていたとしても残り少ない人生、まあ、そういうものかとあきらめられる。
 でも、若い人はね、何かかわいそうだなと思ってしまう。

 現代の若者は改憲を考え、大いに右傾化しているようだ。
 だが、ここで立ち止まってイメージほしい。
 戦場に立っている自分や家族の姿を。
 殺し、殺されることが当たり前の戦場を。
 戦争はワールドカップの応援とは違うんですよ。
 自分だけ安全な場所にいられると思ったら大間違いですよ。

 以上、老婆心ながら。
 大竹さんが最後に言っていたように、われわれはもう引っ込むし、バカな議論で心を乱したくないから、「決めるのは、あんたたち、若者が決めてくれ」。
 ただ、どう考えても、片山さつきおばさんや、高市早苗おばさんの命令で死ぬのはイヤなんだよな~~。
 北川景子さんや桐谷美玲さんが言うのなら考えなくもないけど。


コメント (14)
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