リムジンで乗りつけて、白いスーツと赤いバラで現れる保(遠藤憲一)。
ひさしぶりにこういうシーンを見た。
これって、かつて月9がやってたことなんですよね。
保の素晴らしさを再認識してデートの待ち合わせ場所に走る美蘭(蓮佛美沙子)。
恋人のもとに〝走る〟って行為も、かつての恋愛ドラマの王道だった。
これらの点で、『お義父さんと呼ばせて』は王道の恋愛ドラマをやってるなぁ。
脚本の林宏司さんは、かつての月9や恋愛ドラマへのオマージュで書いているに違いない。
家族ドラマの王道でもありますね。
母・静香(和久井映見)は離婚を考えているようだし、葉理男(中村倫也)には心の闇がありそう。
家族がいつ壊れてもおかしくない不安定さを持っている。
もちろん、この作品はコメディで、野島伸司や遊川和彦作品のようにはならないのだろうが、林宏司さんはこれをどう描くのだろう。
すごく興味がある。
さて、今回のテーマは、オトナの対応と若者の対応。
オトナの対応とは、トラブルがあって相手に非があっても頭を下げて謝ること。
これで相手の顔が立って、貸し借りの関係が生まれ、信頼関係も築けるというわけだ。
一方、若者の対応は、白黒をはっきりつけ、間違っているものは間違っていると言うこと。
安易な妥協はせず、相手に非があれば謝罪させる。
美蘭はもちろん後者。
だから、オトナの対応をする保が面白くない。
上司には頭を下げるが、外の下請けには頭を下げない横柄なサラリーマンだったのかとがっかりする。
ところが、後に保が副社長に、「払うべき敬意は下請けの小娘でも払うべき」と食い下がってくれたことを知って……。
保は<オトナの対応>と<若者の対応>の両方をできる男だったんですね。
保は決してオヤジなんかじゃなく、間違っていたら上司に対しても意見をする、熱い若さも持っていた。
だから美蘭は惚れ直した!
保の若さは他にも。
白いスーツ、赤いバラ、リムジン……。
これらが今の若さかどうかはわからないが、少なくとも保は<月9的な恋愛>をしようとした。
ああ、なるほど、保が白いスーツ、赤いバラ、リムジンで現れたのは、バブル世代、月9世代だったからなんだ。
今回のオチはこんな感じだった。
第1話の手紙のように、この作品は何らかのオチを見せてくれるんですけど、今回のオチは、
「お父さん、ありがとう! お父さんのおかげで保ちゃんの良さがわかっちゃった!」
父・紀一郎(渡部篤郎)、ナイスアシストーーーーーーッ!!www
父・紀一郎、オウン・ゴーーーーーーーーーーーールッ!!wwwww
なお、現在のところ、保派は、祖父・昭栄(品川徹)と太郎(犬)のようです!
ひさしぶりにこういうシーンを見た。
これって、かつて月9がやってたことなんですよね。
保の素晴らしさを再認識してデートの待ち合わせ場所に走る美蘭(蓮佛美沙子)。
恋人のもとに〝走る〟って行為も、かつての恋愛ドラマの王道だった。
これらの点で、『お義父さんと呼ばせて』は王道の恋愛ドラマをやってるなぁ。
脚本の林宏司さんは、かつての月9や恋愛ドラマへのオマージュで書いているに違いない。
家族ドラマの王道でもありますね。
母・静香(和久井映見)は離婚を考えているようだし、葉理男(中村倫也)には心の闇がありそう。
家族がいつ壊れてもおかしくない不安定さを持っている。
もちろん、この作品はコメディで、野島伸司や遊川和彦作品のようにはならないのだろうが、林宏司さんはこれをどう描くのだろう。
すごく興味がある。
さて、今回のテーマは、オトナの対応と若者の対応。
オトナの対応とは、トラブルがあって相手に非があっても頭を下げて謝ること。
これで相手の顔が立って、貸し借りの関係が生まれ、信頼関係も築けるというわけだ。
一方、若者の対応は、白黒をはっきりつけ、間違っているものは間違っていると言うこと。
安易な妥協はせず、相手に非があれば謝罪させる。
美蘭はもちろん後者。
だから、オトナの対応をする保が面白くない。
上司には頭を下げるが、外の下請けには頭を下げない横柄なサラリーマンだったのかとがっかりする。
ところが、後に保が副社長に、「払うべき敬意は下請けの小娘でも払うべき」と食い下がってくれたことを知って……。
保は<オトナの対応>と<若者の対応>の両方をできる男だったんですね。
保は決してオヤジなんかじゃなく、間違っていたら上司に対しても意見をする、熱い若さも持っていた。
だから美蘭は惚れ直した!
保の若さは他にも。
白いスーツ、赤いバラ、リムジン……。
これらが今の若さかどうかはわからないが、少なくとも保は<月9的な恋愛>をしようとした。
ああ、なるほど、保が白いスーツ、赤いバラ、リムジンで現れたのは、バブル世代、月9世代だったからなんだ。
今回のオチはこんな感じだった。
第1話の手紙のように、この作品は何らかのオチを見せてくれるんですけど、今回のオチは、
「お父さん、ありがとう! お父さんのおかげで保ちゃんの良さがわかっちゃった!」
父・紀一郎(渡部篤郎)、ナイスアシストーーーーーーッ!!www
父・紀一郎、オウン・ゴーーーーーーーーーーーールッ!!wwwww
なお、現在のところ、保派は、祖父・昭栄(品川徹)と太郎(犬)のようです!