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EXPRESS DIARY~鉄人日記~

鉄道に関することを日々徒然なるままに書いて行こうと思います。

JR石北本線

2007年06月07日 | 北海道

050815sekihoku183okhotsk2  JR石北本線には釧網本線で網走に入り、網走で一泊して翌日網走刑務所などを観光して、午後のオホーツクで全線制覇している。この時はただ乗っただけで何の記録も残っていないが、車内で海の幸がふんだんに入った?オホーツク何とか弁当?を食したのを覚えている。石北本線は山越えの印象がある路線で、いつまで経っても高速化されない前近代的な路線であるが、沿線を見渡すと高速道路の建設が行われており、同線にとっては死活問題となり兼ねない事象が周辺では進行しつつあった。その光景は後に乗った時も同様だったが、高速道路の方も部分的には開通しているものの、こちらの方も道路公団の改革などで北見や網走まで全通という状態にはなっていなかった。それでも何も手付かずの石北本線とは違い牛歩の歩みでも高速化を行っている道路の方が最後には桁違いの利便性を発揮するに違いない。もっとも北海道には冬場の厳しい自然条件という鉄道にとってはありがたい環境が存在するので、石北本線を廃止に追い込むというところまではいかないと思われる。それでも現在より厳しい状況に落ち込むことは十分考えられる。何とか石北本線も根室本線や宗谷本線のような高速化を行ってほしいものだ。

050815sekihoku54504  2回目の石北本線は網走からオホーツクに乗り、北見で特快きたみに乗り換える道中となった。前日に北海道ちほく高原鉄道の乗り納めを行い、北見から石北本線ローカル列車で網走まで行き、網走で一泊して翌朝オホーツクに乗るという行程だった。朝早い時間帯のためかオホーツクはかなり空いていた印象だ。北見からはそれなりの乗車があったようだが、北見で乗らなければ、遠軽か上川に期待するしかないような路線なので乗車率はあまり高くなかったように思う。特快きたみまでの待ち時間を利用して北見周辺で放置されているラッセル車などを撮影して時間を潰して特快きたみで旭川までののんびりした道中を楽しんだ。特快だけにローカル列車よりも足は速く、特急レベルの走りをするが、如何せん線路が悪いので所要時分は長かった。今後の見通しもあまり甘くない石北本線だが、高速化していないという利点もあり、今後まだ高速化できる余地があると思えば、まだお釣りがある状態とも思える。ただ、その高速化の予算をどこがどう補うかが大きな問題と言える。