富良野線には第1次北海道遠征(97年9月)と第4時北海道遠征(05年7月)で2度乗っている。第1次遠征の時は旭川に宿を取って、富良野線に乗って富良野へ行き、富良野観光をして、旭川へ戻るときは根室本線を使っている。富良野ではレンタサイクルで観光をしたが、昼食に初めてジンギスカンを食した。その後サッポロビール園でもジンギスカンを食べているが、正直言って、普通に牛なり豚なりの焼肉を食べている方が美味しいと私は思った。富良野線はその頃からキハ150系が使われていたが、8年後の2005年7月に訪れた時も相変わらずキハ150系が使われていた。何の変化もないローカル線と言える富良野線だが、観光客が多いのか2度とも利用者は多かった。観光列車は札幌からの利用をあてにしているため滝川から根室本線に入る列車が多い。このため富良野線はノロッコ号を除いてローカル気動車が走るだけの魅力に乏しい路線ではある。それでも沿線には富良野以外に美瑛などの観光地を持っているため、案外利用者が多いのかもしれない。今後もJR北海道では珍しい観光地を抱えた有望なローカル路線として活躍していくに違いない。