EXPRESS DIARY~鉄人日記~

鉄道に関することを日々徒然なるままに書いて行こうと思います。

若桜鉄道

2007年10月01日 | 山陰

030728wakasawt2503  若桜鉄道は03年7月26日の山陰遠征時に乗り潰した。山陰本線高速化前夜ということもあり、キハ181系使用の特急はくとに惜別乗車して山陰入りし、鳥取からこれまた高速化で引退するキハ58系快速とっとりライナーに乗って米子まで行き、米子から境線を往復して、再びとっとりライナーで鳥取まで戻って、夕刻近くに鳥取から因美線で郡家まで行き、郡家から若桜鉄道に乗ってミニトリップしている。山陰地区で使用していたディスティネーション切符は因美線も若桜鉄道も範囲に入っていなかったので、鳥取で若桜までの往復切符を購入して乗り潰しに挑んでいる。若桜鉄道の気動車こそ第3セクターの新しい気動車だったが、沿線風景や駅はタイムトリップしたような光景が広がる路線だった。まさに日本の原風景といったところで、それだけに利用者は本当に少なく、途中八頭高校の高校生が乗り降りした以外は数えるほどしか乗っていなかった。長閑な風景が展開される昔ながらの汽車旅は魅力的だが、その分沿線の状況は厳しいと言える。山陰には国鉄型の気動車がたくさん残っていたが、今や現役で残っているのはキハ40系列の気動車のみだ。これらを何とか活用して国鉄時代の原風景が展開できるような臨時列車を鳥取から走らせたら面白い。鉄道ファンは感心しないところが多々あるが、客寄せパンダでまずは人を寄せるために鉄道ファンを誘致するのは一手である。こういうイベントをすると必ず撮るだけで鉄道には何も金を落とさず、ガソリン屋を喜ばすだけの輩がいるが、付近でスピード違反や迷惑駐車の取り締まりを強化してもらい、事前告知しておけば鉄道を利用する人も増えるのではなろうか。あるいは鳥取や郡家でパークアンドライドをするのも一考だ。