EXPRESS DIARY~鉄人日記~

鉄道に関することを日々徒然なるままに書いて行こうと思います。

わたらせ渓谷鐵道

2007年10月16日 | 関東

070901watarase2033  わたらせ渓谷鉄道には上毛電鉄とセットで乗り潰しを行った。07年8月25日になる。上毛電鉄の時に書いたように天候は思わしくなかったが、天気が悪いからまた次にしようという場所でもない(はるか遠くの関西から遠征しているので)ので、上毛電鉄を乗り潰して、小雨が降る中、西桐生から桐生まで歩いて(前橋から中央前橋よりもはるかに近かった)、わたらせ渓谷鉄道の乗り潰しに挑んだ。現地に赴いて初めてフリー切符があることに気づき、JR東日本の窓口で購入した。帰りに本宿付近でトロッコ列車を撮ろうと目論んでいたので、ちょうどよい切符があったものだ。大間々止まりの列車が先にあったが、それは立派な高架ホームから出発する光景を見物するだけにとどめ、次の終点間藤まで行く列車に乗り、とりあえず乗り潰しを完了することにした。途中神戸(“こうべ”ではなく“ごうど”と読む)でテレビでも紹介されたことがある元東武特急の車両を流用したレストラン“清流”を見たり、足尾でトロッコ列車や旧JRのやすらぎが移籍したサロンド・わたらせを見たり、なかなか面白い鉄道という印象を受けながら終点の間藤に着いた。足尾から間藤にかけては言葉は悪いが足尾銅山の残骸が各所に見られ、負の遺産として世界遺産に登録しようかという足尾銅山を垣間見ることができた。

 終点の間藤へは鉄道ファンと一部観光客が乗っていただけで、大半の利用者は足尾か足尾銅山観光の起点となる通洞駅で降りて行った。間藤には乗り潰しの神様とも言うべき宮脇俊三氏が国鉄完乗を果たしたという展示があった。小奇麗な駅舎ではあったが、人気は少なく、同駅で折り返す人以外はまばらという感じだった。格言う私もいつも通りそのまま折り返すだけであったが、かつては足尾本山まで線路延びており、それを探検するのも面白いだろう。残念ながら私にはそんな趣味はなく(最近若干興味は持っているが)、そのまま折り返して、とりあえずは前夜のムーンライトでの疲れを取るべく睡眠に励んだ。行きは雨が降ってはいたものの小康状態といった感じで、小ぶりの雨だったが、折り返しの道中は大雨だった。このため、途中本宿で降りて有名な撮影地でトロッコ列車撮影を目論んでいたが、雨と疲れで“や~めた”と即決した。本宿は桐生からも結構近いので、東武の乗り潰しの際に寄れたら撮影しに行きたいところだ。