EXPRESS DIARY~鉄人日記~

鉄道に関することを日々徒然なるままに書いて行こうと思います。

ゆとりーとライン

2008年12月23日 | 東海

081220yutori  20日は京阪1900系撮影後、在来線を乗り継いで名古屋へ向かいました。目的は乗り潰しとはやぶさ・富士の撮影。ブルトレ撮影のために名古屋まで泊まりがけで行きました。なんだかんだ行っても在来線だと往復3時間ほどかかるので、乗り潰しする上でも泊まりは有効手段なのかなと思います。途中人身事故の影響で稲沢付近で抑止を食らいました。先頭でかぶりついていたのですが、急ぎの用でもあるのか子供を連れた母親が運転士にいつ運転を再開するとか、何時に名古屋に着く、果てにはここで降ろしてもらってタクシーに乗って名古屋へ出たほうが速いかどうかなど、無理難題を投げかけていました。ちょうどホームに停車する形で停止したのが悪かったのか、状況把握のため無線でのやり取りで忙しい運転士をつかまえて、あれやこれやと無理な要求をする客が多かったです。件の母親は俗に言うモンスターピアレンツなのかどうかわかりませんが、何事も自分優先主義の人間が増えているように思います。鉄道の場合、一人の我儘で大多数に大きな影響が出るのはザラな話です。駆け込み乗車などはその最たるもので、今回の件でも前方の信号が青になっているにも関わらず、内外から無理な要求を出すものだから、肝心な列車の出発が遅れていたようにも思えました。

 列車遅延と自儘な人たちに不快感を覚えながら、名古屋に30分ほど遅れて到着。中央西線快速に乗り換えて大曽根へ。ここから乗り鉄ならぬ乗りバスをしました。ゆとりーとライン乗車です。乗る必要もないかと思いながらも面白そうなので、とりあえず乗ってみました…一応専用軌道を走るので鉄道としての扱いもあるようです。小幡緑地まで往復乗りましたが、そこそこの乗り具合ながら、立派な設備にぽつんぽつんとバスが走るだけという贅沢な造りに、採算面で疑問を感じました。小幡緑地からは一般道に下りて高蔵寺方面などへ直通するバスもあるようで、各駅(停留所?)付近でICを設ければ、各所からのバスを軌道へ集約できてよさそうな気がするんですが、そのような考えはないんでしょうかね?車両自体はまさにバス!!軌道を走る以外はすべてバスという感じで、鉄っちゃんからすると少々物足りない道中でした。ただ、面白い乗り物であることについては変わりなく、制限速度の表示も鉄道チックで見ていて面白いところはたくさんあると思います。鉄っちゃんもバスファンも一度は乗ってみることをお勧めしたい路線でした。