琴電琴平行きに乗車して琴電琴平線の撮り潰しにかかります。瓦町までは長尾線で撮り潰しています。瓦町からが撮り潰せていないので、気合を入れてかぶりつきます。車内は昼前の電車と言うことでガラガラ。瓦町から多少の乗車はあったものの、閑散とまではいかないものののんびりした雰囲気です。栗林公園までは複線だった線路がここで途切れて、複線分の線路敷きがしばらく続きます。かつては複線化の計画があったのでしょうが、今や夢の跡と言うことなんでしょう…と思っていると三条を過ぎて高架区間に入るとなんと複線分の高架橋がありました。複線化は夢では終わっていないのでしょうか。データイムはともかく、ラッシュ時は結構線路容量が逼迫するのかもしれません。仏生山か一宮あたりまで複線化されればラッシュのさばきも楽になるでしょうね。しかし、複線化は自力では無理でしょうし、補助を受けるにも弱い感じします。それでも地方鉄道の活性化はエコにもつながるところなので、積極的な会社には積極的な補助を行ってほしいものです。
のんびりムードの車内も一宮あたりを過ぎるとどんどん減って行き、一部琴平への流れもあるようですが、さすがに住宅地も減って行きローカルムードが漂います。琴平への観光客と言うのが意外にも少ないところで、この辺りはJRに取られているのを皮切りにクルマやバスへの移行が進行した結果といったところでしょうか。琴平では金刀比羅宮例大祭が行われているようで、琴電琴平やJR琴平の駅前には山車が止まっていました。止まっていただけで太鼓の音は聞こえますが、山車は動いていませんでした。来週の3連休が山場のようで、今週はプレステージと言ったところなんでしょうか。お祭りムードの町中を歩き、金比羅参りへ…と考えていたものの、なんでか10月なのに夏並みの暑さに負けてうどんを食して帰ることにしました。ネットで調べて細麺が有名と言うおがわうどんで昼食をとりました。さすがは本場のうどん!かまたまは最高においしかったです。普段はそば派の大阪人ですが、四国と九州はうどんに限りますね。お土産に細麺を持ち帰り、JR琴平駅を覗き、JRと琴電とどちらで帰るか少し考えて、せっかくだからもう一度琴電と言うことで、琴電で帰ることに。今度は瓦町で降りて、少し駅の見物をして帰ることにし、琴電に乗車。行きは京急の車両でしたが、帰りは京王車でした。地方へ行くと京王と東急の車両があちこちで見られますが、琴電もかつては関西系私鉄の車両が見られたものの今や関東王国です。阪急6300系あたりを持ってきて観光特急として走らせたら、観光客はともかく鉄っちゃんは来るのになぁ…と思いました。瓦町見物後は高松築港へ戻り、高松からマリンライナーに乗り帰阪しました。帰りも岡山から余裕で席にありつけ18シーズンでなければ姫路~岡山間の需要の少なさを改めて実感した次第です。