5月16日土曜日。在宅鉄でNゲージを楽しむ2の5回目。貨物列車遊びを終えて、一気に趣を変えて、きのくにシーサイドと381系スーパーくろしおを出して来ました。紀勢本線ということでこのコンビを出して来ましたが、381系は何も整備されていない状況でお見苦しい限りです。きのくにシーサイドも整備したつもりでしたが、写真を見るとナンバーが歪んで取れかかってますね。あらあらちゃんと見て整備しないとあきまへんな。
反対側の顔も楽しめる両列車。381系は展望グリーン車がいい感じですが、古い製品の再生産なんで今一つパッとしませんね。KATOから振り子機能も搭載する381系が発売されるので、そっちに触手が動きそうです。
TOMIXからはスパくろの旧塗装も出てましたが、旧塗装の再販も期待したいものです。
きのくにシーサイドは一度乗ったことがありますが、天王寺行きは最後尾の客車に運転士が乗務して運転する形になっていましたね。国鉄車の改造車はこういう面白い車両も多かったですが、最近は効率やコストが優先されるので改造車というのもなかなか面白みに欠ける車両が多くなりました。また、きのくにシーサイドなどは快速列車で指定券を購入すれば気軽に乗れる列車でした。JRも完全民営化前はこのような顧客サービスを盛んにやってましたね。完全民営化後は利益最優先が垣間見える経営になり、利用者ファーストでなくなっているのは残念なところです。コロナ後は鉄道会社も社会の大規模な変容が予想され厳しい経営を強いられる公算が大です。今まで以上に面白みに欠ける車両が多くなる可能性が高くなりそうですし、利用者にやさしい列車の登場も期待薄になりそうです。