EXPRESS DIARY~鉄人日記~

鉄道に関することを日々徒然なるままに書いて行こうと思います。

関東遠征3~内房編~

2010年10月14日 | JR

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 10月9日。安房鴨川まで外房線を乗り通し、雨の中1分乗り継ぎで内房線へ。外房線と同じく209系が停まっており、113系の姿は見当たらない。209系4両編成で、千葉付近で混み合わないかと心配しながら閑散とした車内に乗り込む。外房線では勝浦付近から海沿いを走っていたが、内房線は安房鴨川からしばらく海沿いを走る。外房線でも勝浦付近から雨がきつくなっていたが、内房線内は終始大雨の状態だった。ここでもすれ違う電車は209系が多く、一部211系の姿も見られたが、113系の姿はほとんど見られませんでした。113系が房総から消える日も近いことを知ったかのように道中は涙雨が降り続いていました。君津あたりから利用者が増えていき、予想通り、五井を出る頃には車内は満タンに。下校の高校生や3連休で千葉方面へ出る人などがおり、予想通りの混雑となりました。混雑しているので千葉まで乗り通す気力が失せたのと一旦蘇我で降りて、京葉線のE233系が来ないか物色してみる。それらしき車体が見えたのでこれは!と思い、京葉線ホームへ行ってみると209系だった...。気を取り直して京葉線電車を待ってみるが、雨模様のため暗くなるのが早いので、総武線に戻ってNEXの撮影もしたかったので、205系1本を撮って切り上げた。
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関東遠征2~外房編~

2010年10月13日 | JR

101009sotobo211503  9日千葉到着後、上総一ノ宮行きの連絡箇所を間違って、同駅での待ち時間が増えたので、立ち食いで朝食兼昼食をとることにし、時間を潰します。関東へ来るとうどんはまずいのでそばを食します。大阪では立ち食いそばといってもうどんを食べる人が多いですが、関東ではほとんどの人がそばを食べているのは興味深いところ。黒い出汁も最近は慣れつつありますが、千葉の駅そばはご当地が醤油のおひざ元だからか、少々醤油の味が効き過ぎているような気が…。お腹を満たして雨中外房廻りでいざ安房鴨川へ。やってきた電車は房総ではお初となる209系です。以前外房内房を乗り潰した時は113系オンリーで、安房鴨川~勝浦間では特急の末端部各停に乗った記憶があります。とりあえず安房鴨川までかぶりつき。道中は小雨が降るもののまだまだ天候が大きく崩れるというほどではありませんでした。問題の上総一ノ宮に到着し、ここで乗り換えれば…1本早く移動できたのかと思い反省していると反対ホームに特急が到着。特急の到着を待って発車と言うことだったので、上総一ノ宮止まりのわかしお待ちかなと思っていたら、同駅発車後2つ先の太東で特急を待避するとのこと。さっき接続を取ったばかりでおかしいなと思っていると、その接続を取った同じ列車が颯爽と通過して行きました。時刻表を見返すとわかしお5号は上総一ノ宮に5分停車して、私が乗っていた247Mと接続は取るものの先行させ太東で追い抜くという少々手の込んだ緩急接続ダイヤを組んでいました。他の列車はこのようなことはしておらず、上総一ノ宮止まりが同駅で普通と連絡する形がとられているのみとなっています。1本電車を乗り過ごしてなかなか面白い体験をすることができました。101009sotobo257nb5wakashio2

 外房線も内房線でも同じ傾向だったのがすれ違う列車のほとんどが209系だということ。113系の姿はほとんどなく、外房線ではわずかに安房小湊ですれ違った列車だけが113系で、それ以外は全て209系でした。211系の姿も見られず、トップの画像にあるように東金線方面へは211系の姿もあるようですが、外房、内房ではほとんどが209系で運転されるようになっているようです。後日訪れた総武線、成田線では113系の姿が多く見られ、209系への置き換えは内房外房を中心に行われているようです。安房鴨川に着く頃には雨の強くなり、ここで息つく間もなくなんと1分接続で内房線に乗り換えとなります。101009sotobo113s223


関東遠征1~早朝新幹線にて移動~

2010年10月12日 | JR

101009sobu257nb4ayame  10月の3連休は昨年夏以来の関東遠征に出ていました。乗り潰しがとりあえず一通り終わったので、関東遠征をする必要もないということで西の方ばかりを回っていましたが、その間に関東方面も変化するところあり、また乗り直さなければならないところもありということで、秋の18きっぷこと鉄道の日の記念きっぷで房総を中心に乗り撮りしていくことにしました。房総と言えば211系を皮切りに209系が入り、これまで天下だった113系がそろそろ危ういということもあり、今注目を集めている地区でもあります。遠征していないうちに253系が消えてE259系が走りだしていたり、房総以外でもE233系が京葉線と常磐緩行線に入るなど変化も大きいので久々だけに見所が一杯で3連休をいっぱい使って出来る限りみてきたいという思いを胸に東上しました。

 秋の18きっぷは以前からかなり定着した感があるものの、18とセットで運転されているながらの設定は秋はなしということで、東京までは仕方なく新幹線を利用することにしました。夜行バスも考えましたが、朝一の新幹線に乗れば、それなりに朝から行動が取れるので、早割でチケットを購入して新大阪を6時に出るのぞみに乗りました。初日は生憎の雨。予報では土日が雨で、最終の月曜が晴れということで、天候次第で行程を組み直すことを考えながらとりあえず東京へと向かいました。のぞみは朝一でもまずまずの乗車率で、名古屋からはほぼ満席状態。帰りのひかりも満席だったので、ここへ来て景気低迷と高速1000円のダブルショックから新幹線については漸く回復しつつあるのかなという感じがします。夏に乗った山陽新幹線もなかなかの乗車率でしたから、新幹線には利用者が戻りつつあるのではないかと思います。大阪を出た時は土砂降りに近い雨だったものの東京では雨模様ながら小ぶりと言った感じで、昼まではなんとかなるかも?と言う淡い期待を抱きながら総武快速に乗り換えました。土曜の雨の朝とあって利用者は少なめ。E217系は何度も乗っていますが、インバータを換装したそうで、座席も若干変わったように思えました。私の乗った電車は外房線上総一ノ宮行きだったので、千葉から先へもそのまま直通できる。時刻表を見て、千葉で安房鴨川行きに連絡すると思い込んで千葉で降りたが、上総一ノ宮で接続するのと勘違いしており、千葉で小1時間ほど足止めを食らう失態をしてしまった。101009sobu217y38


琴電訪問2

2010年10月04日 | ローカル線

101002kotodsanjyo2  琴電琴平行きに乗車して琴電琴平線の撮り潰しにかかります。瓦町までは長尾線で撮り潰しています。瓦町からが撮り潰せていないので、気合を入れてかぶりつきます。車内は昼前の電車と言うことでガラガラ。瓦町から多少の乗車はあったものの、閑散とまではいかないものののんびりした雰囲気です。栗林公園までは複線だった線路がここで途切れて、複線分の線路敷きがしばらく続きます。かつては複線化の計画があったのでしょうが、今や夢の跡と言うことなんでしょう…と思っていると三条を過ぎて高架区間に入るとなんと複線分の高架橋がありました。複線化は夢では終わっていないのでしょうか。データイムはともかく、ラッシュ時は結構線路容量が逼迫するのかもしれません。仏生山か一宮あたりまで複線化されればラッシュのさばきも楽になるでしょうね。しかし、複線化は自力では無理でしょうし、補助を受けるにも弱い感じします。それでも地方鉄道の活性化はエコにもつながるところなので、積極的な会社には積極的な補助を行ってほしいものです。

 のんびりムードの車内も一宮あたりを過ぎるとどんどん減って行き、一部琴平への流れもあるようですが、さすがに住宅地も減って行きローカルムードが漂います。琴平への観光客と言うのが意外にも少ないところで、この辺りはJRに取られているのを皮切りにクルマやバスへの移行が進行した結果といったところでしょうか。琴平では金刀比羅宮例大祭が行われているようで、琴電琴平やJR琴平の駅前には山車が止まっていました。止まっていただけで太鼓の音は聞こえますが、山車は動いていませんでした。来週の3連休が山場のようで、今週はプレステージと言ったところなんでしょうか。お祭りムードの町中を歩き、金比羅参りへ…と考えていたものの、なんでか10月なのに夏並みの暑さに負けてうどんを食して帰ることにしました。ネットで調べて細麺が有名と言うおがわうどんで昼食をとりました。さすがは本場のうどん!かまたまは最高においしかったです。普段はそば派の大阪人ですが、四国と九州はうどんに限りますね。お土産に細麺を持ち帰り、JR琴平駅を覗き、JRと琴電とどちらで帰るか少し考えて、せっかくだからもう一度琴電と言うことで、琴電で帰ることに。今度は瓦町で降りて、少し駅の見物をして帰ることにし、琴電に乗車。行きは京急の車両でしたが、帰りは京王車でした。地方へ行くと京王と東急の車両があちこちで見られますが、琴電もかつては関西系私鉄の車両が見られたものの今や関東王国です。阪急6300系あたりを持ってきて観光特急として走らせたら、観光客はともかく鉄っちゃんは来るのになぁ…と思いました。瓦町見物後は高松築港へ戻り、高松からマリンライナーに乗り帰阪しました。帰りも岡山から余裕で席にありつけ18シーズンでなければ姫路~岡山間の需要の少なさを改めて実感した次第です。101002kotodkotohira15


琴電訪問1

2010年10月03日 | JR

101002sanyo115a11  昨日(10月2日)は秋の18きっぷこと鉄道の日の乗り放題きっぷを利用して琴電を訪問してきました。琴平線の撮り潰しが目的です。夏の遠征では伊予鉄、土佐電は潰せたものの、琴電までは手が回りませんでした。まだ一部土佐電などが残っているものの取り急ぎ四国制覇を目指して日帰りで行ける琴電を早めにやっつけることにしました。琴電は2003年に全線制覇しており、その前にもなんぼか乗っているので3回目の訪問です。

 まずは茨木発6時11分の姫路行きの快速に乗車。12連のため余裕で座れます。三ノ宮以西では時間帯が良くなることもあり結構な乗車率になります。姫路到着時には座席定員100%程度の乗車率でした。姫路での乗り換えダッシュが見られるのかと思っていると大半が姫路で降りて行き、岡山行きへの乗り換えはわずかでした。さすがに18シーズンを除くとこんなものかという乗り具合で、姫路~岡山の県境越えは18がなければ少ないという状況は変わりません。岡山県内に入ると高校生を中心に混み合ってきますが、この状況を見る限り現在の運転体系の維持で仕方ないのかなと思います。岡山へ新快速延長!なんていう声もちらほら聞かれますが、新幹線との両立が可能か否かなど実現には研究すべきところが多いように思います。高速1000円の時代に対抗するには新快速ブランドを活かすのも一つの手かもしれませんが…。

101002yosan223p2  岡山からは4分の乗り継ぎでマリンライナーに乗り込みます。5両編成ながら席にありつけました。夏の遠征時にも感じましたが、マリンライナーの利用は以前に比べ減っているように感じます。複線区間が増えて走り自体はストレスがなくなりつつあり、快適さを増しているマリンライナーですが、実質的な自動車での橋の値下げは痛いところなんでしょう。高松に到着後は連絡船うどんで腹ごしらえ。もうぶっかけの季節でもないので、ちく天うどんでとりあえず四国へ来たことを実感して、ことでんの高松築港へ向かいます。

 高松築港駅は以前訪問時とそう変わっていませんが、ICカードが導入され、IC専用ながら自動改札が導入されていたのが目新しいところでしょうか。IRUCAと名付けられたICカードは自動販売機にも対応しており、ICOCAやPITAPA並みに地元に馴染んでいる様子。キャラクターのイルカもあちこちに見られ、会社更生法が適用され厳しい中再出発を切り、イメージを一新させる取り組みが行われていることを感じさせます。電車の方は、旧型電車のイメージが強い琴電ですが、旧型電車はイベントを除き置き換えられており、京王や京急など関東私鉄の車両が幅をきかせています。早速琴電琴平を目指すべく琴平線電車に乗車します。101002kotod10882