年末、精一杯頑張って二階の片付けに全力投球をしました。その陰で、2階用のスリッパに履き替えることも無く、行き来が出来る様になりました。タンスを間仕切りにしたのですが、間仕切りを止め元に戻しました。
床の上を押すようにして家具の移動をし、どうしてもできなかったところは娘の手を借りました。やっぱり広い状態にした方が着物を出したり入れたりも楽ですし、着替えも楽になりました。馬鹿なことをしたものです。
普段着用にしていました大島紬の裾がボロボロになってしまい、そのまま放置しています。普段着の着物の縫い直しの為に、高額な費用を掛けたくないし、そうかといって処分も出来ないのです。以前は普段着はウールの着物でしたが、大島紬になれてしまいウールは重く、疲れます。
縫い直しを諦め、ボロボロになった裾の始末に挑戦しようと思いつきました。洋裁も全く知識が無しで、チャレンジしているのですから、着物の修理にもも同じ気持ちでチャレンジしてみようと思ったのです。
今日は何も予定が無いし、何かをしていないと気持ちが重くなるだけなので即刻作業開始。ずっと頭の中で試行錯誤していましたから、表地と裏地の縫い合わせを解き、裏地のボロボロになってしまった部分をハサミを使って切り落としました。
切った裏地と同じ寸法分だけ表地を詰めるのですが、ハサミで切らずその分を織り込むようにしました。裏地を切った分だけ、表地の折込分が多くなるわけです。物差しで測りながらチャコペンで印をしてその後アイロンを掛け折り込むようにしました。
仕上げは着物の裾は、裏地が少し見えるような状態で縫い合わせれば、良いのでは?とわたし流の考えです。本格的に和裁をしておられる方たちからは、異論が出るのでしょうが、知識のないわたしは思いついたまま作業をしていました。
しつけをして縫い合わせ、それから表地に響かないように纏りました。時間かかりましたが、何とか着られそう・・・。明日、着てみます。もう一枚の大島も修理を始めたのですが、こちらは布地に問題があったようです、派手になったから…と言われだいぶ前に頂いたものです。
その方が太っておられたようで裏地に無理が掛かり、削げるよう感じで布が寄れていました。これは、修理と言うより布が傷んでいました。ともかく、我流の修正ですから、分かった方に伺ってみたいです。