フォンテーヌの家  わたしのつぶやき

横浜市南区で趣味の会[フォンテーヌの家」 

何故わたしが読書会を始めたか・・・、読書会でのわたしの役目は・・・。何となく考えていました。

2020-01-22 21:41:14 | 日記

空は朝から濃い灰色で、いかにも寒そうでした。でも今日は、元読書会の新年会ですので、少々緊張していました。読書会は我が家でしていましたが、わたしは読書会のお手伝いをしただけで、わたしが引っ張っていたわけでは無いのです。

偶々、家を建てる時移動図書のようなことをしてみたい、と思っていましたので、玄関から直ぐ洋間に入れるように仕切りを付けない様にしていました。平面図はわたしが数年かけて作り、そのあと設計事務所に勤めておられた大学の恩師の息子さんが設計管理して下さり完成した家です。

ただ、家が出来てもわたしの仕事を辞められず、隔日の勤務を続けましたので、移動図書の夢は実現できませんでした。司書と司書教諭の資格を取り図書館で働くのが当時の夢でしたが、就職そのものを父親は許しませんでした。

学生の頃の夢は、児童図書の有る公共図書館でしたので、子供中心の移動図書を考えていました・・・。

 

あるじが脱サラして「パンとケーキの店フォンテーヌ」を営業しはじめ、わたしの時間は家事と店の仕事だけで一杯一杯。本を読めない、その時間が取れないのが、わたしには大きなストレスでした。

そんな時、店を改装し喫茶コーナーを作ることになったので、そこで読書会をしよう、と思いつき実行したのです。仕事の一環としてでも本が読めれば、ストレスが軽減されると思ったのです。それはある意味成功でした。足掛け19年続いたのですから…。

メンバーの意見を聞き、読む本を決めてそれを図書館から借りてくる事がわたしの役目でした。議事進行の様なことは、すぐにリーダー格の方が現れ仕切って下さいました。店の喫茶コーナーでしたから、お茶菓子も無くコーヒーだけでした。

店を閉めることにした時メンバーの希望で、店でのサークルを店から徒歩一分の自宅で続けることにしたのです。自宅に移動しても読書会の運営は変わらず、リーダーが頑張って下さっていました。わたしはコーヒーとお茶菓子の準備と本の用意です。

 

リーダーもわたしも年をとり、無理が出来なくなり読書会を閉鎖したのですが、図書館から読書会を隔月にして欲しいと言う要請もありました。それが、読書会閉鎖の第一の要因です。隔月ですと本をワザワザ受け取りに来ることになるのです。

 

今日、9人のメンバーの内集まったのは5人でした。食事をしながら何となく、若しかしたらこれが最後の集まりでは?と思いました。本が好きで集まったメンバーですから、本を読まずに集まってもやっぱり柱の無い家の様、としか言いようが無い、そう思いました。

 

一寸寂しい思いもありますが、「これで良し」なのでしょうね。今のわたしには、時間がたっぷりありますので本はいつでも読めますから、これからはわたしのペースで楽しむことにします。

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