格差階級社会をなくそう

平和な人権が尊重される社会を目指し、マスゴミに替わって不正、腐敗した社会を追求したい。

平和運動は左翼や護憲政党の独占物ではないby天木直人

2007-02-09 20:53:42 | 憲法9条
この文章を読んで、私は、はじめて天木直人さんを評価することができました。
 
彼にはこれまで胡散臭いものを感じていました。いわゆる平和陣営のひとびとの彼の持ち上げ方も
胡散臭かった。佐藤優にしてもそうですし、田中均にしてもそうですが、単に外務省出身という
ことだけでなんでこれほど持ち上げられなければならないのか? 彼らは国家公務員のⅠ種試験に
合格しているわけだからそれなりに頭もいいだろうし、それゆえに論も立つだろう(「論」はどういう立て
方もできます。たとえば官僚の国会答弁を見よ)。東大卒という肩書だけで頭をひれ伏す世のバカ
どもとどういう違いがあるか、などなどと……
 
しかし、紹介された天木さんの文章は確かでした(と、思いました)。
 
これから彼の文章を注目して見ることにします。彼の思想が「ほんもの」であるかどうか、を私として見
極めるためにも(ほんものであれば、ほんとうにうれしいのです)……
 
記事のご紹介、改めて感謝申し上げます。
 
東本高志@大分
taka.h77@basil.ocn.ne.jp
 
----- Original Message -----
From: "Kouichi Nagaoka" <nagaoka-k@nifty.com>
Sent: Friday, February 09, 2007 11:55 AM
Subject: [uniting-peace][04014] 平和運動は左翼や護憲政党の独占物ではない by 天木直人

>  永岡です。
>  元外務官僚の天木直人さんが、ブログで毎回貴重な提言をしています。
>  今回は、平和運動は左翼や護憲政党の独占物ではないという提言です。このMLの皆さんに、ぜひ読んでいただきたいものです。
>
>
http://www.amakiblog.com/archives/2007/02/08/#000247
>
>  全文転載します、
> < イラク戦争に反対して外務省をクビになった私は、その後3年余りの日々を、俄か平和主義者、俄か護憲論者よろしく、求められるままに全国を講演でかけめぐってきた。そのおかげで今の私はもはや俄か平和主義者や俄か護憲論者を卒業して最強の反戦の闘士、改憲反対論者となった。「武力では平和は実現できない」と確信し、また「戦争国家米国に対抗する最強の砦である憲法9条を一字たりとも変えてはならない」と断言できるようになった。平和と戦争に関する考えの定まらなかった私が、最後にたどりついた結論である。誰がどのような議論を挑んで来てももう変わることはない。
>  そんな私がどうしても違和感をぬぐえないのは、いわゆる護憲政党や政治家が、反戦や護憲を自らの専売特許として独占し、自己や組織の生き残りの為に利用しようとしているのではないかという思いにかられることである。何故彼らは、9条を守るという喫緊かつ最大の政治目標を前にして、いまだに団結できないのか。すべての違いやいさかいをおいて、憲法9条の下に結束できないのか。
>
>  そんな私の思いを、ジャーナリスト萩原遼が2月6日の東京新聞「試される憲法」で見事に代弁してくれている。彼は赤旗の平壌特派員として勤務していた時スパイ容疑で強制送還され、その後フリージャーナリストとなって日朝関係について発言してきた人である。2年前には「党を批判した」として日本共産党から除籍されたという。その彼を誉める私のこのブログは共産党員からは評判が悪いだろう。しかし私はそう思うのである。私が正しいと思った事、ただそれを書き続けるだけだ。
>
>  萩原はこう書いている。
>
>  ・・・問題は改憲反対の共産党と社民党が改憲促進の口実に使われている北朝鮮寄りであるということです。二つの党とも、北朝鮮の挑発行為が改憲勢力や米国に利用されている現状を直視しなければならない・・・改憲阻止は左翼の専売特許ではない。戦争に反対する人、9条を守ろうとする人は、右の人でも少なくない。改憲を阻止するためにも、北朝鮮に対して「核やミサイルによる挑発冒険主義をやめろ」ときっぱりと言うこと。右の人とも手を取り、改憲阻止の一点で大同団結し、運動を展開することです・・・・
>
>  この正論を否定できるものがいるだろうか。しかしこのような自明な事でさえいつまでたっても実現されないのが今の政治の現状である。護憲・平和を看板にしている共産党と社民党の近親憎悪を見よ。民主党と共産党の批判合戦を見よ。最近の日本共産党に至っては、自らを「唯一の野党」と自画自賛して他の野党との選挙協力や国会での審議協力を拒んでいる。あたかも自民党の助っ人ではないかと思わせる振る舞いをしている。とうとう2月6日の産経新聞「政論」で「民主党がグズグズしている今こそ共産党の独自色を発揮するチャンスである」などとほめ殺しをされ、野党分断をそそのかされる始末だ。与党も野党も国民を「票を産む機械」としか見ていないに違いない。政党離れは当然の動きである。>
>
>  「国民を、票を産む機械としか見ていない」、「共産党があたかも自民の助っ人ではないかと-産経に野党分断をそそのかされる始末」大変貴重な提言だと思います。私も天木さんに同感です。9条を守ろうと言いつつ、口だけの人を無数見てきましたから・・・
コメント (2)
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翻訳家 池田香代子さんからのメールの転送です。

2007-02-09 10:32:22 | 民主主義
みなさまへ

非戦です。

翻訳家 池田香代子さんからのメールの転送です。

********************************

池田香代子です。

ご存じの方も多いと思いますが、お知らせです。
憲法がつくられたいきさつを知れば、単純に「押しつけ」とは言えない
と思います。

http://www.nhk.or.jp/etv21c/index2.html

番組サイトより。
       「日本国憲法が施行されて60年になる。その誕生に新たな光を投
げかける資料が最近、関心を集めている。終戦直後、日本人が構想した
さまざまな憲法草案である。政府やGHQとは別に民間の憲法草案が作ら
れていたのだ。

       中でも注目されているのが、在野の学者やジャーナリストが党派
を超えて集まった「憲法研究会」。 1945年12月に発表された「憲法草
案要綱」は、国民主権と人権尊重の原理を掲げ、「日本国ノ統治権ハ国
民ヨリ発ス」とし、天皇の役割は儀礼的なものに制限。象徴天皇制の原
型とも言えるものだった。 GHQの民政局はこの草案に着目。法律の下の
平等や、拷問の禁止など、基本的人権の規定には、GHQの草案を通して
現在の憲法にそのまま取り入れられた条文もある。」
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