「緊急・日本軍、沖縄に総攻撃中」…完黙するマスコミ
<< 作成日時 : 2007/07/19 08:54
「ヤバイ。とにかくヤバイ。今の沖縄、辺野古、高江の状況を現すとしたらこの言葉で十分だろう」 辺野古の情報がMLで届きました。 ヤバイのは辺野古、高江だけではありません。 今、沖縄がヤバイということは日本がヤバイということです。 沖縄が追いつめられているということは、 つまり日本が追いつめられているということです。 小池元環境大臣変じ現戦争推進大臣は言います。 「現地・沖縄県との位置をめぐる 調整問題は理解してもらうよう努める。 だが日米合意の履行が最優先だ」 相変わらずマスコミは完黙(完全黙秘)しています。 かつて(今もか?)、パクられた活動家は完黙して仲間を守ったと聞きます。 今、完黙してマスコミが守るものは何でしょう。 権力か? 利権か? 国家か? 米軍か? 米国か? そして切捨てるものは何でしょう。 平和か? 人間か? 自然か? 命か…… などと、今、ここでマスコミ批判をしていても仕方ない。 マスコミはすでに態度表明をしているのだから。 今、ワタシたちに大切なのは、ワタシ達自身がマスコミに頼るのではなく、なんとか現実を知ること、周囲に伝えること、そして動くこと、かもしれません。 ワタシ自身が動けるのは小さなことです。 それがジレンマでもあります。が、その己の小さなジレンマを恥じて黙秘することはできません。 開き直り、ワタシなりになんとか、知り、伝え、動きたいと思います。 ということで、重複覚悟で情報の「転載」も致します。 「転記」が遅れて申し訳ないのですが、7.19東京集会、7.20京都集会があります。 ■以下転載 MLより■ 7/19分 参院戦の最中です。新潟で大きな地震がありました。いずれも重要なニュースで強い関心を持ち、心を痛めています。地方紙も大手メディアの地域面はこの時期「夏の甲子園・地区予選」の記事で埋め尽くされています。結構です。 だがこれでいいのでしょうか。沖縄・辺野古では連日防衛省が出動し、基地建設を強行しています。あろうことか、この先の東村高江では新たなヘリパット建設に強行着手。現地で必死に抵抗しています。メディアでは伝わってきません。 僕のもとには朝、夕、そしてこの時間、さらには明け方まで、刻々とその日の動きが入ってきます。 すべてお伝えすることはできません。 せめて、次の認識を持って頂きたいと思います。 沖縄はかつて本土防衛の「捨て石」だった。いまもそうです。 戦後27年米軍支配中も捨て石であった。今もそうです。 ■状況は変わったか?。最悪です。総攻撃に日本軍が加わっているのです。 就任した小池防衛大臣は辺野古ヘリ基地建設でこれまでの長官が曖昧にしていたことをずばり言ってのけました。「現地・沖縄県との位置をめぐる調整問題は理解してもらうよう努める。だが日米合意の履行が最優先だ」。 今、沖縄の辺野古・東村高江で起きている重大な事態は、この意志の貫徹です。 沖縄は、今、日米両軍から大がかりな総攻撃を受けているのです。報道も、選挙と震災報道(高校野球)に埋もれ、消されています。くたくたに疲れ切り、なお諦めない現地・仲間の声を聞いてください。 BCCでご容赦を。可能な限り転送してください。 近田洋一 ジャーナリスト(元琉球新報記者・同埼玉新聞記者) 以下別便…… 2007年07月19日 7/18の情報 7/18 夜までの情報です。今日は午前中沖縄島北部には大雨・雷・洪水警報が出されていたため、作業船団も阻止行動も待機寺様態でしたが、12:00過ぎに警報解除になった途端2船団4隻が作業強行に出てきました。しかしいつもの1/5の数だったので、作業は完全に阻止しました。昨日あまりに暴力的な行為があったばかりなので、そのほとぼりを冷ます手法のつもりなのか、今日の船団は少なかったようです。理由は分かりませんが、とにかく昨日の今日でまた同じような暴力行為を起こす危険のある強行作業をするわけにはいかないと用心したのだと思います。あちこちからの抗議の声が施設局に寄せられたのかも知れません。しかし油断は禁物です。明日も引き続き警戒態勢がとられます。 参議院選が迫り、安倍さんは沖縄島と石垣島で演説予定でしたが、新潟地震の被災地に乗り込むために来沖は中止となりました。小池さんも被災地入りしていますが、自衛隊の艦船を使って救援物資運搬などにあたると公言しています。一般の船でもいい気もしますが、自衛隊を使うようです。安倍さんはこのあと沖縄にも行くのでしょうが、辺野古に対しても高江に対しても何一つ果たすべき責任を果たしていません。それでよくノコノコと沖縄の地を踏もうと考えられるものです。 しかしそれにしても東京電力の杜撰さは目に余るものがあります。隠蔽体質がなおっていないと被災者からも沢山の声が上がっていました。被災した上に、今度は放射能汚染の危険性と隣り合わせにいなければならないという、想像だに出来ない事態に見舞われているのです。さすがの柏崎市長も安全確保が証明されるまで、操業停止を命じました。原子力発電所が大事故に見舞われたならば、それはまぎれも無く核兵器に匹敵する大被害を世界中に及ぼすことになるのです。だいたい柏崎原発も、東海村も、いずれも東京で使うための電気を発電しているところです。作られたものは好き勝手に使っておきながら、地元には危険を強いているのが今の日本の姿なのです。これは沖縄に基地を押し付けていて、東京の人は何一つ気にせずにノウノウと暮らしているのと同じ図式です。 さて、今日は集会案内を二つリンクします。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 「東京での集会」 今までに10回辺野古へ通っている田場さんによるこれまでの経緯、東京を中心にしたさまざまな沖縄関連アクションついてはアジア女性資料センター会員の橋本さん。グアムと連帯し、反基地の国際連帯を進めているピープルズプラン研究所の笠原さんもかけつけてくれます。 これから何ができるか・・・人が集まればアイデアも出てくるかも・・? 沖縄でいま起こっていることに、初めて関心を持った方も、ずっと支援してきた方も、ぜひご参加ください。 日時:2007年7月19日(木)19:15~ (18:30~「海にすわる」(48分)を上映) http://www.qab.co.jp/It-sits-down-in-the-sea/index.html 場所:wam(女たちの戦争と平和資料館)オープンスペース http://www.wam-peace.org/main/modules/tinyd2/index.php?id=3 (早稲田駅から徒歩5分・西早稲田バス停から徒歩2分・早稲田奉仕園内) 会場は博物館です。展示をご覧になりたい方は開館時間内に入場してください (その際は入場料がかかります)。 内容: ・今月、辺野古・高江で見てきたこと(渡辺美奈) ・これまでの辺野古での行動について(田場祥子) ・反基地の世界的ネットワークについて(笠原光) ・多様な沖縄との連帯アクション、資料紹介(橋本育) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 「京都の集会」 「辺野古・高江の近況報告会+上映会」 ・場所:京都精華大学、黎明館002教室 ・日時:7月20日、開場18:00、開演18:30 近況報告者はしんたろ君(五月中頃から六月中頃まで沖縄に滞在)におねがいいたしました。上映会は『辺野古の闘い 2007仮編集版』&沖縄で放映された高江のドキュメントです。 辺野古・高江のことを知りたいかた、現況を知りたいかた、などなど皆さんの参加をお待ちしております。 以下、案内文です・・・ ヤバイ。とにかくヤバイ。今の沖縄、辺野古、高江の状況を現すとしたらこの言葉で十分だろう。 沖縄島北部のやんばるには、米軍の世界戦略再編のもと、あるいは「負担軽減」の名のもとに、新基地が建設されようとしている。しかし、「負担軽減」など嘘っぱちであり、県内の主要基地はほぼ県内移設が条件で、老朽化した基地施設を壊してあらたな機能を兼ね備えた新基地を造る、いわば基地機能の更新でしかない。また、「北部集約化」といわれるように人口密度の少ない北部、やんばるに基地施設を集約化をし、そこには擬似的民主主義、国家権力の暴力が明確に存在する。 今年5月辺野古では海上基地建設のための事前調査が始まり(そこには海上自衛隊が導入された!!)、6月下旬には高江でヘリパッド建設(辺野古に海上基地が造られたならば、過去に事故を起こしまくり、すでに30人以上が死亡したMV22オスプレイが配備され高江でその訓練をする)の作業がはじまった。 ヤバイ。とにかくヤバイ。今私は、どうしたらいいのかわからない。京都での「日常」に、いっそ埋もれたいという衝動に駆られてしまう。忘却したいという衝動に・・・。 とにかく、企画をやろうと思う。京都にいる私にできることは今のところそんなことしかない。ちょうど、先月(6月)上旬まで辺野古で阻止行動に参加してきた若者が京都に帰ってきた。その人にお願いして現地報告・最新映像の上映会をする。どうか来てください。お願いします。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 「沖縄タイムス・7/18」 ダイオキシン集積・搬出/90年代キャンプ・キンザー http://www.okinawatimes.co.jp/day/200707181300_03.html 「琉球新報・7/18」 機器設置、来年10月まで 普天間事前調査 http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-25530-storytopic-3.html 「沖縄テレビ(OTV)・7/18」 普天間基地移設問題 辺野古の事前調査中止求める http://www.otv.jp/newstxt/news.cgi?mode=detail&code=20070718180564&pline=&keyword=&andor=&input_yms=&input_yme=&type= 【転送おわり】 |