格差階級社会をなくそう

平和な人権が尊重される社会を目指し、マスゴミに替わって不正、腐敗した社会を追求したい。

メディアが誘導した選挙結果と希望の光沖縄・東京

2013-07-23 18:14:13 | 植草一秀氏の『知られざる真実』








メディアが誘導した選挙結果と希望の光沖縄・東京




参院選の結果は、懸念された通りのものになった。


投票率は52.6%と、戦後3番目の低いものになった。


121人の改選議席のうち、自民党が過半数を超える65を獲得した。公明党は11。


自公の与党が76の議席を確保し、非改選議席の59と合わせて135議席を占有することになった。


参院過半数は122であり、自公は衆参両院で過半数議席を確保した。


自民党単独では115議席で、自民党単独での衆参過半数確保は実現しなかった。


みんな、維新が獲得した議席数はそれぞれ8で、自公みんな維新での獲得議席数は92。非改選議席の70を合わせた議席数は162であり、ちょうど参院3分の2を上回った。


自公みんな維新が結託すると憲法改正の発議も可能になる。


公明党は96条改定に慎重だが、政権与党から離れてまで反対する可能性は低いだろう。


公明党の参院議席数は20であり、この20が脱落しても、民主党参院議員59名のなかの20名が96条改定に賛成すれば、96条改定発議が可能になる。


懸念されるアベノリスクは現実のものになった。


http://goo.gl/xu3Us

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野党の獲得議席は、


民主が17、


みんな8、維新8となる一方、


共産が8議席を確保し、社民が1、沖縄社会大衆党が1議席を確保した。


無所属では東京で立候補した山本太郎氏と岩手の平野達男氏が当選した。


生活、みどり、大地、緑の党は議席を獲得できなかった。

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参院選の基本構造は次のものである。


1.低投票率


2.組織票の強い自民、公明、共産が好成績を収めた。


3.重要争点において与党勢力に対峙する勢力が分立状態で選挙に臨み、議席を大幅に減少させた。


投票率の低さは、マスメディアによって誘導された面が強い。


その方法は、主要争点隠しである。


これは、昨年12月の総選挙と共通する事象である。


原発・憲法・TPP+消費税・辺野古が本来の参院選五大争点であった。


いずれの問題も、国の命運を分かつ重要争点である。


しかし、メディアはこれを「ねじれ」、「景気」にすり替えた。


過去半年の円安・株高だけが強調され、「アベノミクス」を評価するかしないかの選挙であるかのように偽装された。


同時に、日本政治の安定のために、「ねじれ解消」が必要であるとの「刷り込み」が執拗に展開された。


自公圧勝予想が繰り返し報道され、反与党陣営の諦めが誘発されるとともに、勝ち馬に乗る行動も誘発された。

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多くの選挙区で、反・自公みんな維新勢力の立候補者が共産党だけになった。


この状況が共産党に有利に作用した。また、5大争点に反対する姿勢がもっとも鮮明だったのが共産党であった面も否定できない。


低投票率のなかで、組織票の固い共産党が伸びた面もある。

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他方、5大争点に反対する勢力である、生活、社民、みどり、大地、緑の党は、基本方針を共有しながら、多党分立となり、主権者に対するアピール力が弱まるとともに、投票が分散して議席を取りこぼした。


5大争点に反対する主権者勢力としては、誠に残念な結果になった。


本来、野党勢力の中核であるべき民主党は、基本政策において、自民党とほとんど違いのない存在に変わり果てた。


私は、今回の参院選で民主党には投票しないことを基本原則にすることを提唱したが、この方向での成果は得られた。


民主党は大惨敗し、参院選後の分裂が強く期待されるところである。

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日本政治の時計の針は一気に20年巻き戻された。自民党一党支配の時代に戻ってしまった。


さらに、今後の憲法改定論議によっては、日本政治の状況が70年前に巻き戻される可能性がある。


安倍晋三氏が推進する憲法改定は、日本国憲法を大日本帝国憲法に回帰させる試みである側面が極めて強いからである。


日本政治はまさに史上最大のリスクに直面することになった。


このなかで、今後に向けての救いとなる一条の光を示したのが、東京における山本太郎氏の当選と、沖縄における糸数慶子氏の当選である。


このなかに、日本政治刷新に向けての大きなヒントが隠されている。









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真の主権者は清き一票を投じる権利を放棄しない

2013-07-23 18:08:17 | 植草一秀氏の『知られざる真実』


真の主権者は清き一票を投じる権利を放棄しない




今日は第23回参議院議員通常選挙の投開票日である。


午後2時現在、投票率は22.66%で、前回参院選の同時刻投票率27.81%を5.15%ポイント下回っている。


日本の政治はいま真正の危機に直面している。


この危機を打開するには、主権者国民の覚醒が不可欠である。


主権者国民が覚醒し、政治に積極的に参加しなければ政治を変えることはできない。


制度としての主権在民、民主主義が存在しても、主権者が参政権を放棄したのでは主権者のための政治は実現しない。


現実の政治は、主権者のものではなく、既得権益のものになってしまっている。


日本の既得権益とは、


米国、官僚、大資本


である。


このトライアングルの手先として活動しているのが


利権政治屋と電波産業=マスメディア


である。


米・官・業・政・電


の五者が結託して、日本政治を私物化してしまっている。


米・官・業・政・電の五者にとって都合のよい政策が主権者の意思を離れて推進されている。


この現状を変えるには、既得権益に対峙する主権者が、現実を認識し、既得権益の政治を打破するための行動を積極的に起こさなければならない。

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参院選の争点は以下の五点である。


1.原発


活断層の上に位置する日本で原発をフル稼働させてゆくのか。


それとも、福島の教訓を生かして、脱原発を決断し、原発を再稼働させない道を選ぶのか。


財政再建の論議でいつも使われるフレーズがある。


「子や孫の世代に負担を残してよいのか。」


原発を考える際にこそ、このフレーズを用いるべきだ。


原発が事故を起こせば、福島の二の舞になる。


福島以上の惨事が日本を破壊する可能性は十分にある。


自分たちのカネのことだけ考えて、子や孫の世代にとてつもない負の遺産を付与することは、身勝手な自己中心主義と言わざるを得ない。

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2.憲法


自民党とその補完勢力は、日本が米国の手先になって侵略戦争に加担する道を切り拓こうとしている。


そのために憲法改正のルールを改変しようとしている。


今回の参院選が、その暴挙の引き金になるかも知れない。


憲法96条改定勢力に参院3分の2の議席を付与してはならない。


極めて大事な参院選である。


憲法そのものに議論は無数に存在する。


憲法には一切手を付けるべきでないとの考え方に私は賛成しない。


変えるべき点があるなら、変えれば良いと思う。


しかし、憲法の基本は、強大な政治権力の暴走を防ぎ、基本的人権と民主主義を守ることにある。


この基本があるから、その改正のハードルが高く設定されている。


権力者が権力者の意のままに政治を動かすために、権力者を縛る憲法を変えやすくするルール変更を推進することは、憲法によって権力の暴走を防ぐという「立憲主義」の思想そのものを否定するものである。

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3.TPP


TPPは、一言で言えば、日本の諸制度を日本独自の判断で決められなくなる枠組みである。


誰が主導権を握るのかと言えば、グローバルに活動する巨大資本である。


グローバルに活動する巨大資本は、ただひたすら、自らの利益極大化だけを求める。


人間が不幸になっても構わない。資本の利益が拡大すればそれでよい。


これがグローバルに活動する巨大資本の論理である。


その論理によって、日本の諸制度が改変される。これがTPPのもたらすものである。


したがって、日本のTPP参加に賛成する人々は、基本的にグローバルに活動する巨大資本とつながる人々である。

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4.消費税大増税


1990年から2010年にかけて3倍に増税されてきた消費税が、2015年にかけて、さらに2倍に増税される。


とてつもない超巨大増税である。


大資本には減税、庶民には大増税、官僚には天下り。これがいまの政策である。

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5.辺野古基地建設


沖縄の美しい海を破壊して、巨大な軍事基地が建設される。日本国民が費用を負担して、米軍に献上する。


米国にひれ伏す外交、沖縄を切る捨てる外交の典型である。



これらの五大原則に反対する主権者は、参院選で抵抗を示さなければならない。


参院選三原則を順守しよう。


1.棄権しない


2.自公みんな維新に投票しない


3.民主に投票しない





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“生活の党”ゼロがマスメディアの合言葉だろうが、予想以上の票を獲得している 

2013-07-23 18:00:13 | 阿修羅


“生活の党”ゼロがマスメディアの合言葉だろうが、予想以上の票を獲得している (世相を斬る あいば達也) 
http://www.asyura2.com/13/senkyo151/msg/361.html
投稿者 笑坊 日時 2013 年 7 月 22 日 16:41:17: EaaOcpw/cGfrA


http://blog.goo.ne.jp/aibatatuya/e/151054157af9f5210d3f19236459447e
2013年07月22日 世相を斬る あいば達也

 昨夜の参院選の結果は、愚直に頑なに小沢一郎の“生活の党”を陰ながら応援したが、結果にまでは結びつかなかった。しかし、民主党の大失政のツケも背負わされる、新たな小政党としては、おそらく手応えのある結果ではなかったのだろうか。小沢は当選者ゼロの結果に「大変厳しい選挙結果だ。国民、主権者の判断を事実としてきちんと受け入れる」と述べたが、内心、まずまずの足場になり得る票を獲得できた、と次の展開に向け“愚直に”主張を貫くことで、党の再生は可能と読んだに違いない。

 時系列において、民主党政権でのいざこざが、小沢の所為であるような扱いをマスメディアから受け、あたかも民主党の失敗が、小沢一人に帰すような“魔女狩り”に遭遇した割には、充分に票を得ている。また、見せかけの景気回復演出は、巧妙を極めていたので、あたかも“アベノミクス”なるものが、成功しているが如くの印象を有権者に与えたマスメディアの力が、いまだ落ち切れていない事実を知らされた。しかし、アベノミクスの重大な副作用は秋口以降必ず顕在化するので、落選した議員、候補者は愚直に足場固めの時間を貰った、と云う思いで精進して貰いたい。

 選挙の結果は、単に当選、落選の基準だけで考えるべきではなく、逆風の中で、組織に頼らず支持して貰った個々の有権者の選択の数を、充分に噛みしめ、チャンスが到来する日まで、愚直に正論を語り、一歩一歩進むべきである。当選者数はゼロかもしれないが、支持票はかなりのレベルまで獲得している。この程度は、風向き一つで、オセロゲームの結果を産むものだ、焦らず、落胆せず、時代の流れを待てばよい。1年以内に、アベノミクスの経済政策は破綻する。

 ただ、気がかりは、安倍自民党が大圧勝すると思われていたのに、単なる大勝だったことは、筆者の場合、残念な結果だ。安倍自民の大圧勝と安倍晋三の大暴走がセットなのだが、どうも国家主義的政策の推進力は得られなかったようだ。読売などは、充分得られた、憲法改正可能だ!と煽っているが、そこまで良い気になるほど、馬鹿ではないようで、憲法改正強行には及び腰な雰囲気だ。いずれにせよ、国民には気の毒だが、安倍晋三の経済政策の博打性が暴露される日は近いだろうから、永田町の混乱は、これからである。今日は、昨夜の選挙結果を見た上の感想である。






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小沢は笑っている筈である、不正選挙に勝ちも負けもないからである。

2013-07-23 17:53:50 | 阿修羅


小沢は笑っている筈である、不正選挙に勝ちも負けもないからである。太郎の当選は氷河期世代に大きな足掛かりを作ったのである。
http://www.asyura2.com/13/cult11/msg/644.html
投稿者 ポスト米英時代 日時 2013 年 7 月 22 日 16:41:42: /puxjEq49qRk6


今日は部下の仕事を邪魔する簡単なお仕事も鼻くそをほじくるのもやめて机に枕を置いてさっきまでワンワン泣いていた所だが
もちろん嬉し泣きである。
昨晩は前日ハチ公前に行った夫婦と隣り合わせて飲んだがYouTubeでの迫力以上でまるでカイロ公園前のようだったそうである。
米英仏イバビロンのくそじじいは最終的に小沢新党ゼロ議席を決断したが同じく落選させたかった太郎だがあの大群衆を見せつけ
られてガラガラ丸川がトップ当選で太郎が落選ではまずいと断念したのである。
小沢は一応神妙な顔でうそーやだー信じられなーいとか答えていたようだが心の中ではアホかーと思っていた筈である。
今回の不正選挙で小沢が当選させた一年坊主300人は全員落選したがむしろさばさばした筈である。
二回の不正選挙で一山いくらの自公議員が400人誕生したが雑魚はどこまで行っても雑魚でポストが人を育てるという事には
ならず雑魚のままである。
もう駄目だー日本はおしまいだーと嘆いている諸兄も少なくないと思うが不正選挙なのだから悲しむ必要など全くなく与えられた
条件の中で切り返す事だけ考えればよくその意味で太郎がムサシマンサックス選挙をすり抜けた事を喜ぶべきである。
早速NHKが当選インタビューを打ち切ったようだが氷河期世代の絶大な支持を受けた候補者が当選しプチ小沢が誕生した事こそ
喜ぶべきである。
小沢の方も衆院選の後にも書いたがおしめを交換してやらないといけない一年坊主が全員手を離れ身軽になった事をこそ喜ぶべき
で企画好きの彼は肩書きなどより時間の方が御馳走でそれがたっぷり手に入ったという訳である。
こんな事を書くとまた壊し屋と批判させる事になってしまうが自民党幹事長だった小沢にしてみればどこをつつけば自民党を真っ
二つに割る事ができるか手に取るように分かるだろうし落選した400人で政党を作ればすぐ政権交代である。
いつになったら動くか全く読めなかった草食系の氷河期世代が立ち上がったのであり三宅良平が言ったように政治の風景が昨日を
機にガラッと変わったのである。
だからもう消費増税でアウトだーとかTPPに殺されるーとか焦る必要は全くなくじっくりいけばいいのである。
世界情勢を見れば米英が中露に負けたのは明らかでこれからその波が日本にも押し寄せてくるのであり家康が信長の援軍を信じて
家臣の常識的な進言である撤退を選択せずに勝利をおさめた戦いを思い出すべきである。
くそじじいと偽キムチパシリの絶頂は昨日の万歳三唱が最後でこれから坂道を転げ落ちるように遁走する事になるのでありあわて
ぬ事である。
小沢はこれから地下に潜るがその間の暇潰しに太郎の快進撃を後押しする事で幕間芸人としては十分な筈であり自公芸人がオウン
ゴールのボケを連発してくれるからそれを笑いながら小沢が再浮上してくるのを待つ事である。
これが衆院選の時もそうだが全く負けた気がせずに私の心が晴れ晴れとしている理由である。
くそじじいも偽キムチパシリも我々が手を下さなくても因果応報と自業自得からは逃れられないのである。
衆院選の時はパフォーマンス半分だったが弁護士団が早速全選挙区の違憲無効を訴えたようでその心は違憲以前に不正だろという
のが本音で氷河期世代の怒りとコラボすればエジプト革命のような事も夢ではなくもう政権交代に3年も4年もかける時代ではなく
八百長をする連中が作ったルールの中で考える思考を転換し不正選挙を待たずに即政権交代の時代に入った事に気付くべきである。
氷河期世代が百万人も日比谷公園にサイクリングに出掛ければ政権交代など簡単である。
渋谷ハチ公フィーバーとはそういう意味である。





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