SEE YOU IN TOKYO

2016年08月22日 | Weblog

ブラジルのリオデジャネイロで開催されていた第31回夏季オリンピック大会が現地時間の8月21日に閉幕し、マラカナン・スタジアムでの閉会式で、2020年の開催地である東京がオリンピック旗を引き継いだ。その後の次回開催地のアピールのためのショーでは、最後に「SEE YOU IN TOKYO」とメッセージを打ち出し、全世界に向けて東京と日本への歓迎の意を示した。

■Travel vision

http://www.travelvision.jp/news/detail.php?id=73968

 

もう皆さんは映像をご覧になりましたか?「まだ見てないよ」という方は下記のサイトからご覧になってください。とても素敵な映像です。2020年へ向けてワクワクしてくる演出でしたね。あと4年。2020年、あなたはどこで誰と東京オリンピックを見ていますか?

■【NHKリオ】2020へ期待高まる!トーキョーショー

https://www.youtube.com/watch?v=sk6uU8gb8PA

 

さて、話を仕事に戻すと、2020年というのは4年後であり、4年というスパンは通常中期の経営計画の範疇にあたる。私が担当させて頂いているお客様は医療機関が多いのだが、医療機関というのは、新規開業や特段のコンサルティングでも施していない限り毎月の数字が大幅に変動するということはなかなかない。大きく動くことはあってもそれは想定の範囲の動きであり対策は十分に講じることができる。そのようなこともあってか、私は事情を十分に把握できているお客様に関しては月次の報告は早々に、よく5年15年30年スパンの話をする。その話とは、クリニックの設備投資計画や修繕計画、人材採用からスタッフの教育方針におさまらず、車の購入からマイホームの購入、ご子息の進学計画、また、院長先生のリタイアのあり方から今晩のおかずまで多岐にわたっている。

 

このような話をするのにはちゃんと理由がある。現在の積み上げを繰り返して行き当たりばったりの未来に行くことは、余程の強運の剛腕リーダーでない限り、どうにもこうにもベストな道筋とはなっていないケースが多い。行きたい未来、ありたい姿がまずそこにあり、そこからの逆算で“あるべき現在の姿”を導き、そのあるべき現在の姿に現状を重ねて、調整し、挑戦していく行動こそが経営の基本形のひとつではないだろうか。

 

皆様のところへ毎月訪問してくる税理士事務所の職員はどのような人でしょうか。試算表を広げ笑いもしなければ怒りもしない、淡々と先月の数字だけを説明して帰っていく人でしょうか。もしかしたらなかなかユーモアのある話ができ、税務の知識も凄腕クラスの人かもしれませんね。でも弊所だって負けてはいません。もし私たちのような少しお節介だけどきっとお役にたてるそんな事務所にご興味ございましたら是非とも一度弊所各種セミナーにご参加ください。きっと素敵な所長と職員が迎えてくれます。そこで是非とも未来を語ってみてください。何か開けてくるかもしれません。

 

リオの閉会式を終えてあと4年。まずは2020年、“その時にはこうありたい”というビジョンを明確にしてみてはいかがでしょうか。

 

 

 

監査部一課

原浩恭