我々が花が見えるというのは、花が見えているという意識が起こっているのです。
この意識はどこから起こってくるかというと、阿頼耶識から起こっています。阿頼耶識は眼、耳、鼻、舌、身、意、末那識、のさらに奥にある識です。この阿頼耶識がすべてをつくり出し、見せているのです。そして阿頼耶識の中の『種子(しゅうじ』にはいままでその人が生死輪廻して作り出したすべての業が蓄えられているのです。そしてこの業には「共業 . . . 本文を読む
「かの子と観世音」岡本一平
「・・(妻、岡本かの子(岡本太郎の母)は命日が2月18日で観音様の縁日であるくらい深い観音様の信者でした)・・かの子には何か神秘めく性質のカンをうみつけられてきたようにわたしには思われます。その一例として、忘れもしません関東大震災の時の事です。その日の午前、私たち親子三人は、滞在中の鎌倉の旅館を立ちまして、東京へ帰ろうとしていました。だが、のろ臭くさやで有名な彼女です。 . . . 本文を読む
今日は防災の日です。東日本大震災の悲惨さを見るにつけても何故こんなことが起こるのかという質問を受けました。・・・諸経によれば心が乱れれば国土も乱れるのは自明の理です、そしてこの災害の犠牲者の方々はこういう我々の業をかわって償ってくださった「代受苦の菩薩」なのです。 . . . 本文を読む