惟ふに昔、因地にいまして菩薩の道を行じ給う時、千度生まれ、萬たび生まれて百葉より百世を重ね、千千に亘って國を守り給ふ神におわします。下り下りて中つ神おおきみを守りたまふ。神財の戦具は十種の玉の神鏡神本霊本覚、天つ國の璽、地神に印、百寶千寶。百大僧祇劫より劫数無量無数劫不変常住にして三種の神物余量、我が五世の時に亘ってこれをもって尊重となし、本の御霊と崇敬したてまつるべし。金色の如意宝珠は浄菩提心の . . . 本文を読む
15、高雄入寺(大師三十六歳、大同四年、八〇九)・・高雄山寺神護寺
大師は帰朝後、当寺に住まわれたとされます。以下に述べる薬子の乱鎮圧の修法をされたり、弘仁三年には両部灌頂壇をひらかれました。このときの入壇者は「灌頂歴名」で有名です。伝教大師もこのとき入壇されています。私も二十一年秋の求聞持成満直後ここで結縁灌頂に入壇し、求聞持ご本尊に結縁したことは末代まで語り継ぐべき法幸です。
藤原薬子の乱が起 . . . 本文を読む
Q,戒名など不要ではないか。戒名は必要なら自分でつけることとしている。・・・3/3の追加・・・
戒体を發得するとそれは時間的には永遠、あの世でも有効で、空間的にも宇宙法界どこまでも有効とされます。 . . . 本文を読む
矢作直樹東大医学部教授の『人は死なない』は自身の体験から『人は死なない、魂は残る』という趣旨を書いています。その中で亡母の霊とはなすところがあります。著者の母は一人暮らしでしたが心臓発作で死後数日して発見されます。その後霊感体質をもつ人が現れ母の霊が心配していると著者に告げ著者はその人を通じて母の霊と話すことになります。「・・まず最初にFさん(場所を提供した人)がEさん(霊媒体質の人)に向かそって . . . 本文を読む