観音霊験記真鈔1/34
観音霊験記真鈔 松誉(松誉巌的・・『国書人名辞典』より。浄土宗僧侶。生没年未詳。貞享―正徳(1684-1716)頃の人。法諱、巌的。法名、松誉。江戸檀林に掛錫し、のち上州館林善導寺に学ぶ。元禄頃、大阪生玉に移り、諸書を著す。また泉州堺へ移り、庶民教化・宗義顕揚に努めた。)
観音霊験記真鈔序
夫れ昔より世に普く西國三十三所 . . . 本文を読む
勝覚は大治4年4月1日(1129年4月21日、73歳)遷化。三宝院僧正・剃手法眼。三宝院流開祖。醍醐寺座主定賢から灌頂を受け、また義範・範俊に師事して真言密教の奥義を伝授された。醍醐寺15世座主。上醍醐に清滝宮を勧請。白河上皇出家の戒師。東寺38代長者。度々神泉苑で祈雨法を修し、待賢門院御産を祈り験あり権僧正。弟子に三宝院流祖定海・理性院流祖賢覚・金剛王院流祖聖賢など。 . . . 本文を読む
今日は日食を不吉として攘災祈願をした日です。建武元1334年4月1日は道祐が醍醐報恩院で仁王経法を修して攘災祈願をし、享徳四年1455、4月1日は守編が日食の攘災祈願をしています。 . . . 本文を読む
天平勝宝元年749,4月1日は聖武天皇が東大寺に行幸し「三宝の奴」と称された日です。続日本紀に「天平勝宝元年(七四九)四月甲午朔》○夏四月甲午朔。天皇幸東大寺。御盧舍那仏像前殿。北面対像。皇后・太子並侍焉。群臣百寮及士庶、分頭。行列後。」勅、遣左大臣橘宿禰諸兄。白仏。三宝〈 乃 〉奴〈 止 〉仕奉〈 流 〉天皇〈 羅我 〉命盧舍那仏像〈 能 〉大前〈 仁 〉奏賜〈 部止 〉奏〈 久 〉。 . . . 本文を読む
『日本書紀』(天武四年(675)四月)「庚寅、詔諸國自今以後、制諸漁獵者、莫造檻穽及施機槍等之類。亦、
四月朔以後九月卅日以前、莫置比彌沙伎理・梁。且、莫食牛馬犬猨鶏之宍。以外不在禁例。若有犯者罪之。」
(天武天皇は4月1日から9月30日の間に牛、馬、犬、猿、鶏の肉食を禁止し、加えて「檻穽」(落とし穴)「機槍」(機械仕掛けの槍)といった猟具や「比彌沙伎理」(不詳)「梁」といった . . . 本文を読む