今日弘仁十二年821,四月三日は大師が金剛界胎蔵界両部の曼荼羅及び五大虚空蔵圖の作成に取り掛かられた日です。
「奉爲四恩造二部大曼荼羅願文」の中に「弘仁十二年四月三日起首」とあります。 . . . 本文を読む
今日は十七条憲法制定の日です。「令和」の」「和」も十七条憲法の「和を以て貴しとなす」の「和」と考えるべきでしょう。『 日本書紀』、『先代旧事本紀』には、推古天皇12年4月3日(ユリウス暦604年5月6日)の条に「十二年…夏四月丙寅朔 戊辰 皇太子親肇作憲法十七條」と記述されています。 . . . 本文を読む
今日寛元二年1244四月三日は五代将軍藤原頼嗣(注1)の元服に際して、春日大社で唯識講(注2)の指示のあった日(吾妻鏡四月三日 癸酉 「若君御前元服の事その沙汰有り。先ず御祈りの為、春日社壇に於いて唯識講を始行せらるべきの由仰せ遣わさる。」)(注1)(九条頼経(よりつね)の子。寛元2年6歳で父の跡をつぎ将軍となる。建長3年僧了行の幕府への謀反事件で将軍職をうばわれた。建長8年9月25日京都で不遇の . . . 本文を読む
承和二年(835) 四月丁丑(3日) 「勅して曰く、如聞、諸国に疫癘流行す。病苦者衆の其の病は鬼神より来る。須らく祈祷を以て之を治せよ。又た般若の力は不可思議なり。宜しく十五大寺をして大般若経を転読せしめ、夫を拯(すく)い病を沈め兼ねて未然に防ん焉。」 (続日本後紀)
続日本後紀にはこの頃も疫病・飢饉が多く発生したとあります。
続日本後紀 / 承和元年正月丙子(25)条「加賀国疫癘 賑給之」
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今日4月3日は石清水八幡宮の 御鎮座奉祝祭です。貞観二年(860)四月三日、最初の社殿である「六宇の宝殿」が建立され八幡大神様が御鎮座された縁日を寿ぎ、御鎮座奉祝祭が斎行されます。
八幡宮などのホームページに寄ると以下のように有ります。「清和天皇の貞観元(859)年、南都大安寺の僧・行教和尚は宇佐八幡宮で八幡大神様の「吾れ都近き男山の峯に移座して国家を鎮護せん」との御託宣を蒙り、亦、京・山崎の地 . . . 本文を読む
観音霊験記真鈔3/34
西國二番紀州紀三井寺等身十一面の像。等身とは一搩手半にして而して金で一尺二寸也。已下一搩手半の長さ之に準じて知るべし。(一搩手半(ちゃくし約36センチ)は仏像などをつくるときの定則)
釈して云、十一面観音とは弘法大師所述の性靈集に云、所謂、ありやえいたかしゃほっきゃ、翻じて大聖十一面観世音と云。此の観世音頭上の尊形を頂戴して在す故に外相の頭上に随って名を立つるものなり。 . . . 本文を読む
今日は神武天皇祭です。・宮中では、神武天皇祭( 神武天皇の崩御相当日に皇霊殿で行われる祭典)皇霊殿御神楽( 神武天皇祭の夜,特に御神楽を奉奏して神霊をなごめる祭典)が行われ、・樫原神宮では4月3日10:00から神武天皇祭が行われ13:00から国栖奏奉納が行われていましたが今年は中止です。・神武天皇山陵(奈良県橿原市大久保町)には勅使が遣わされ「山陵に奉幣の儀」が行われます。・ 全国の神社においても . . . 本文を読む