Q,知らずに殺生したときは罪になるか?
A,「罪はないが懺悔すべきである。正法念誦經には『五因縁あって、殺すと雖も罪なし。一には、道行の無記の心。二には、無心にしてうごめく蟻などの命を傷殺す。三には、もし鉄などを擲って無心にして生を殺し、しかも物の命を絶つ。四には、医師の病を治するは利益のためのゆえに、病者に薬を与えて、因って打って命終す。五には、火を燃すに虫の入って、無心にして虫を殺す。虫の火に入って死す。かくのごとくの五種は生命を断ずといえども殺罪を用いず。』とある(谷響集)」要は故意でなく過失による場合は罪にはならないが懺悔は必要であるということです。
A,「罪はないが懺悔すべきである。正法念誦經には『五因縁あって、殺すと雖も罪なし。一には、道行の無記の心。二には、無心にしてうごめく蟻などの命を傷殺す。三には、もし鉄などを擲って無心にして生を殺し、しかも物の命を絶つ。四には、医師の病を治するは利益のためのゆえに、病者に薬を与えて、因って打って命終す。五には、火を燃すに虫の入って、無心にして虫を殺す。虫の火に入って死す。かくのごとくの五種は生命を断ずといえども殺罪を用いず。』とある(谷響集)」要は故意でなく過失による場合は罪にはならないが懺悔は必要であるということです。