福聚講

平成20年6月に発起した福聚講のご案内を掲載します。

善財童子の訪問者と教え(華厳経入法界品)3

2019-09-03 | 諸経
善財童子の訪問者と教え(華厳経入法界品)3
二番目、南方可楽国和合山 功徳雲比丘
功徳雲比丘は、一切諸仏を憶念すれば一切諸仏の清浄なる境界が顕現する。それゆえ十方の多数の御仏を目の当たりにできる。仏たちはあらゆる方角で神変を現じ光網を放出し・・衆生の願に応じて御仏の境界を顕現させておられる。「我は唯この【普門光明観察正念諸仏三昧(仏の世界を憶念する念仏門)】を知るのみ」といいます。ここでは念仏の功徳を説いていますがこれは探玄記によれば十住の最初の発心住(仏子に目覚める位)にあたるとされています。華厳五十五所絵巻でも「初発心住」と書かれています。
自分にとって幼いときに最初に仏様を拝むことを教えてくれたのは母です。自分には母が功徳雲比丘の役割を果たしてくれていたということでしょうか。

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