以前NHK「心の時間」で金峯山寺の田中利典師が出演されていて、金峯山寺のご本尊金剛蔵王権現様の霊験について自身の体験をお話になっていました。
「父は昔、国鉄職員だったが、大峯祈祷師になった。わたしが幼少の頃病気になった時、母が父に向かって、「自分の子供も救えないのに何が祈祷師か?」と責めた時、父は「この子が5歳に成ったら連れて参りますから助けてください」とご本尊金剛蔵王権現様に祈願した。そして祈りは聞き届けられ私は助かり、5歳の時に父に連れられて大峰修行をし吉野のお山にお礼参りに詣でた。」という趣旨の話をされていました。そしてこのあと田中師は金峯山寺に入寺され宗務総長までされています。ご子息も跡を継がれているようです。これも国鉄職員だったお父上のお徳のお蔭でしょう。仏様にお仕えする徳は子々孫々まで導くということの有難いいい例です。われわれもここまで行かなくても仏様を拝めば必ず拝んだだけのお蔭は頂けます。
「父は昔、国鉄職員だったが、大峯祈祷師になった。わたしが幼少の頃病気になった時、母が父に向かって、「自分の子供も救えないのに何が祈祷師か?」と責めた時、父は「この子が5歳に成ったら連れて参りますから助けてください」とご本尊金剛蔵王権現様に祈願した。そして祈りは聞き届けられ私は助かり、5歳の時に父に連れられて大峰修行をし吉野のお山にお礼参りに詣でた。」という趣旨の話をされていました。そしてこのあと田中師は金峯山寺に入寺され宗務総長までされています。ご子息も跡を継がれているようです。これも国鉄職員だったお父上のお徳のお蔭でしょう。仏様にお仕えする徳は子々孫々まで導くということの有難いいい例です。われわれもここまで行かなくても仏様を拝めば必ず拝んだだけのお蔭は頂けます。