ここで駅巡りを少し離れて、信越本線450Mにおける車両変更の話をします。
信越本線450Mは、新潟駅を17時54分に発車し、東三条で「北越10号」に抜かれ、長岡に19時15分に到着する普通列車です。平日の場合、各種学校からの帰りの時間帯で、定時にあがった社会人も多数利用するため、新潟発の信越線の列車の中で最も混雑の激しい列車の1つで、所定ではE127系6連となっています。発車のタイミングによっては、白新線1941Mとのバトルも見られます。
なぜこのブログで取り上げるのかというと、9月10日に発生した、巻~越後曽根での踏切事故によりV3編成が火災でやられました。それに伴って、E127系から115系に車両が変更されているからです。
少し欠けている部分もありますが、9月1日から今日(10月10日)までの450Mの編成の推移をご覧ください。
9/ 1 V1+V6+V3
9/ 2 V9+V5+V13
9/ 3 V8+V1+V7
9/ 4 V2+V3+V9
9/ 5 V12+V8+V13
9/ 7 V11+V4+V19
9/10 V1+V6
9/12 S3+N3
9/16 S1+N8
9/18-19 S1+N13
9/20 S1+L9
9/22 S11+L9
9/23-25 S10+L9
9/26-28 S7+N18
9/29-現在 S7+L9
このように、450Mとなる編成は、検査などの場合を除き、固定で運用に入っているのがわかります。
1556M(左側)と450M(右側)の新潟駅での並び。2008年9月24日撮影。450Mとなる編成は、17時30分頃に7番線に入線し、入れ替えした後に17時47分頃に5番線に入線します。通常であれば、右側はE127系で、入線時間も17時45分頃になります。
9月23日に直江津駅で目撃した115系+E127系の甲種回送。 9月25日には、クモヤ143-51+115系だけ新潟車両センターに帰還しているので、E127系の長野入場とみて間違いないです。今回の事故で被災したV3編成かもしれません。(後で見たところV9編成と分かりました。V9も最近、運用に入っていないし)
こうして見ると、9月10日のV3編成の事故被災を境に運用が変わっていることは間違いないです。450Mの115系はしばらく続くでしょう。これは、V3編成の動向如何ですが、しばらく信越本線450Mからは目が離せません。