クハ481-103の駅巡り旅のページ

鉄道の旅を楽しみながらJR線全駅踏破を目指しています。

高山本線全通75周年記念乗り継ぎ(その3)

2009-11-09 21:04:42 | 中部縦貫線

中川辺で昼食を済ませた後、4717Cに乗車して13時18分に飛騨金山駅に降り立ちました。構内は2面3線で保線基地もありますが、3番線は使用されておらずレールが錆び付いてます。



いよいよ駅舎。昭和3年3月築の曲屋の木造駅舎で、窓口営業時間は6:15~19:15(休み5回)です。集計が正しければ、私にとって1900番目の下車駅です。



飛騨金山での滞在時間は1時間。これを利用して周辺散策。ますは、南に600m余進んだ所にある国境争論地を訪問。美濃国(苗木藩)と飛騨国(天領)が国境を争った所で、元禄14年(1701年)6月22日に幕府特使による現地裁判で決まっています。確かに周囲には人家が無く、対岸にコンクリ工場があるだけですね。



一旦駅に戻って、飛騨川を渡って市街地へ。合流点の左側では工事中の橋があるし。川の西側には橋本町商店街。この町も例外ではないようで、かなり寂れていました。デイリーで缶コーヒーを買っただけ。


14時22分発の4716C(キハ48 3816+キハ48 6812)で1駅折り返します。この日の高山線は全体的に遅れ気味で、この4716Cも5分遅れの運転でした。



14時32分に下油井駅に到着。交換可能駅で、対面式ホームです。



駅舎に出ました。昭和3年12月築の木造駅舎が健在です。無人駅となって久しく、かつて窓口や駅事務室だったところは「JAめぐみのコミュニティー 下油井」になっています。祭日であるこの日はシャッターが下りていました。



時間は僅かですが周辺散策。狭くて車通りが少なくない国道256号を進んでいくと、高山線の線路と飛騨川の峡谷が望める地点に出ました。狭い傾斜地に茶畑が広がっています。対岸のシェッドは国道41号。



例の場所で佇んでいると踏切音が鳴り、4719Dが定刻にやってきました。やや急ぎ気味に跨線橋を駆け巡り乗り込みましたが、交換相手の「ひだ」が遅れていた関係で発車したのは4分遅れの14時50分。この列車は車掌が乗務しており「キハ48 6501+キハ40 5501」の車内は観光客などで混雑し、高山へ観光するという女性と相席させてもらいました。高山で泊まるというなら私も同じですけど…。



5分遅れの15時20分に下呂駅に到着し、乗客の半数以上が下車。2面3線の構内を有し、この4719Dは「ひだ95号」に抜かれる為しばし停車します。私も一旦改札を出ます。これには目的があるのです。


つづく
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ブログランキング