
線路をくぐって西口に出ました。駅名から海のそばを連想できますが、周辺は工業地帯で、生コンの工場が近くにあります。尚、峠の地蔵は東口からのアクセス。

短い時間ですが海を見てきます。対岸は重要港湾・海南港で、火力発電所が見えます。時折大型トラックが通過し、ガードレールに寄り添いながら。

更に東に進み、やっと自然の海岸に。こちら側にはボートセンターがあり、対岸は石油備蓄基地です。

冷水浦駅での滞在時間は僅か21分でした。12時39分発の347M(113系F404編成)に乗車。この先の5駅は一昨年の夏に訪問済みなので、海南で調達したパンで昼食タイム。

13時4分に藤並駅に到着。ホームは対面式です。黒い雲が覆っており、降りた途端強い雨にたたられました。
藤並駅は、平成20年3月15日に橋上駅舎に移行し、その暁に特急停車駅に昇格しています。写真を掲載しませんが、陸橋の壁材には紀州しみず産のヒノキが使用されています。トイレは改札内には無く、階下に設置されています。尚、窓口営業時間は7:00~19:50。

余りにも雨が強いので軒下で10分近く待機。少しばかり小康状態になったところで傘を差して西口を撮影。御覧の皆様も雨粒がはっきり見えるでしょう。このロータリーには有田交通のバスが発着します。

線路をまたいで東口に出ました。もともとは金屋口まで通じていた有田鉄道の線路とホームで、ロータリーを含めて

この駅の観光案内を見ると、いずれも駅から離れている所ばかり。中でも「空中温泉(しみず温泉)」は駅からタクシーで25分という山の中で、賢人ならば車(レンタカー含む)で行くような場所です。周辺をあまり回らずに、13時34分発の349M(113系F406編成)で次なる駅へ。2分くらい遅れていました。

13時40分に湯浅駅に到着。2面3線の構内を有し、普通列車が特急列車を退避することもあります。

改札を抜けて駅舎に出ました。昭和3年3月築の木造駅舎で、みどりの窓口&KIOSKが併設しています。トイレは改札の中に。駅前は狭く、この角度でしかモノになりません。

滞在時間は24分ですが、それなりに周辺散策してきます。5分くらいの所に紀伊國屋文左衛門の銅像がありました。江戸に向けての航海のイメージでしょうか。
つづく